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2018年01月08日18:21

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【アニメ】 今さらながら、「君の名は。」

今さらながら、「君の名は。」の話。今まで観ていなかった。別に、食わず嫌いならぬ「観ず嫌い」ではないが、「君の名は。」を観ない人は非国民(?)という空気に、天の邪鬼的な心境もあったかもしれない。

先日3日にTV放送されるというので、ようやく観る気になり、録画しておいて4日に川崎の自宅に戻って初めて観たことは既述のとおりだが、なるほどこれは面白いと思った。ベタベタの恋愛ものならゴメンだが、こういうSF的ストーリーなら良い。もともと特撮好きだし、こういう世界観なら面白い。ただ、予備知識も全くなしの状態で1回観ただけでは、ちょっと分かりにくいところがあった。話が自分の中で整理出来ないまま展開していく。もう2回観てようやく分かった。ただ、TVの録画ではCMが入って中断されるので(「君の名は。」コラボなCMばかりで、これも混乱の原因)、BDを買ってしまった。アニメのソフトを買うのは久しぶりだ。で、これを今日観て4回目の視聴。

今さら、ネタバレなど気にすることもないので書くと、「3年のずれ」が掴み切れていなかったのである。瀧と三葉は同い年ではなく、三葉の方が3歳年上なのだ。2013年の糸守の三葉と、2016年の東京の瀧の間の入れ替わりだったのだ。だから、奥寺先輩とのデートのあとから入れ替わりが途絶えたのも、「3年前に」三葉が死んでしまったからなのだ。三葉が東京に突然出かけて、同じ場所に行っても、瀧と奥寺のデートは3年後。「デートのあとは彗星が見えるね」も、瀧には何のことやらというのも、それはすでに3年前の出来事だったからだ。当時は中学生だった瀧と、高校生の三葉が電車の中で出会っても、瀧が知るはずない。その時に渡された組紐が、時間の流れをより戻すことになるのだ。

もともと糸守湖は1200年前の隕石落下で出来た湖だという。話中では明確にされていないが、御神体のある窪地も、隕石によって出来たものだと思われる(2400年前?)。1200年周期で隕石が落下するようになっているのだ。それを守るのが宮水家の役割なのだろう。三葉が「入れ替わっている」ことに気付いたのは、一葉と俊樹。俊樹もかつて二葉との「入れ替わり」があったことを思い出したのかもしれない。二葉の命と引き換えに町長になって町を守るよう、定められていたのだろう。

糸守は架空の町だが、東京の方は風景がリアルである。新宿から四ツ谷にかけてはよく知っている場所ばかりなので、かなりの場面で実際の場所が特定できる。(瀧たちの通う学校は、場所から都立新宿高校がモデルと思うが、外観は別の学校かな。)

最後のセリフは、「君の名前は?」なんだね、「君の名は?」ではなくて。

そんな訳で、ついでに新宿から四ツ谷にかけてぶらぶら散策してきた。

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(わあ、東京やあ!)

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(ずっと誰かを探していた)

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(ずっと誰かを探していた)

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(君の名前は?)

下から2番目の写真(東福院坂)の自動販売機には、「ようこそ、君の名は。の聖地へ」と日英中韓の4か国語で書かれた貼紙が...。


ハレー彗星が1986年に地球に接近した時に、肉眼でも尾を引いているのが見えて、感動したのを思い出したりもした。
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