１１月に購入したＣＤは２種類。（ちょっと控え目？）
●ミェチスワフ・ヴァインベルク （ポーランド→ロシア、1919-1996）
・ヴァイオリン小協奏曲 （� �
・モルダヴィアの主題による狂詩曲 （�◆�
・交響曲第１０番 （��）
アグニェシュカ・ドゥチマル指揮 ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団 （� ↓◆�
エヴェリナ・ノヴィツカ(Vn) （� ↓◆�
アンナ・ドゥチマル=ムロツ指揮 ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団 （��）
（2012／2013録音、cpo）
ヴァインベルクの弦楽オーケストラ曲集。ヴァイオリン小協奏曲は、ヴァインベルクには珍しく（？）、メロディーがきれいな箇所が多く、好きな曲だ。指揮者、ヴァイオリニストとも初めて聴くが、演奏もいい感じである。「モルダヴィア狂詩曲」は大好きな曲だが、こちらは初めて聴くヴァイオリン独奏＋弦楽オーケストラ版（作品４７−３）。フル・オーケストラ版（作品４７−１）との聴き比べも面白いが、ド派手に盛り上がるフルオケ版の方がいいかな。交響曲第１０番は、冒頭などチャイコフスキーの弦楽セレナーデに似ているような箇所もあるが、それはともかく、室内楽的な雰囲気もあってなかなか良い曲。なお、この２人の指揮者は父娘らしい。
●アリフ・メリコフ （アゼルバイジャン、1933- ）
・バレエ音楽「愛の伝説」
ワレリー・ゲルギエフ指揮 モスクワ放送交響楽団 （1988録音、Melodiya）
トルコ出身の詩人ナーズム・ヒクメットの戯曲を題材としたバレエの音楽。女王メフメネ＝バヌーが、病気の妹を助けるために自らの美を妹に与えたことで、宮廷画家フェルハドを巡る愛と嫉妬と苦悩の物語が展開する、というストーリー。バレエとしては結構有名らしいが、この作曲家の作品自体を初めて聴く。ゲルギエフが振っている録音ということで、つい買ったＣＤだが、これが素晴らしい！ 物語の展開が見えるような変化に富んだ音楽で、欧州音楽とは違う中東的雰囲気(？)が漂う。２枚組のＣＤがたっぷりと最後まで飽きることなく楽しめる。
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