久しぶりの「○○○でトォーッ!」シリーズ(?)だが、今日は「仮面ライダー」のロケ地探索をした訳ではない(寒いし)。
最近の散策日記で以下の3ヶ所について書いた。(いずれも「ひろくんの旅日記」の散策ページへのリンク)。
・10月16日 「大人のよみうりランド」
・11月 3日 「桜ヶ丘公園散策」
・11月20日 「生田緑地散策」
これの「裏バージョン」が、「多摩区・多摩市でトォーッ!」という訳だ。この近辺は「仮面ライダー」のロケ地の宝庫で、これらの中にもやはりあるのである。
【1】よみうりランド
よみうりランド内の、遊園地とは少し離れた場所に、静かな「聖地公園」という場所がある。
第8話「怪異!蜂女」で、聖地公園内のシーンがある。
(聖地公園内)
新しい眼鏡を買ったサチコちゃんのパパが、眼鏡に操られ、サチコちゃんや、たまたま居合わせた本郷猛を振り切ってフラフラ歩いていくところ。眼鏡屋はショッカーの一員であったのだ。
【2】桜ヶ丘公園
桜ヶ丘公園内にある聖蹟記念館。明治天皇の聖蹟記念館であるが、実に多くの回に登場する。(「仮面ライダー」以外にもよく使われ、特撮ドラマの定番ロケ地である。)
(聖蹟記念館)
第30話「よみがえる化石 吸血三葉虫」では、化石から古代生物を蘇らせるという研究をしている志村博士の家として使われている。(あまり、個人の住宅っぽい建物ではないが。)
第38話「稲妻怪人エイキングの世界暗黒作戦」では、関海洋生物研究所として使われている。関博士は、ショッカーに捉えられて、改造人間エイキングを作るのに協力させられていたのを逃げ出し、仮面ライダーに助けられた。
第56話「アマゾンの毒蝶ギリーラ」では、そのギリーラのアジトとして使われている。もともと、蝶の収集家である九条みわの家で、彼女が毒蝶ギリーラを持ち帰ったために、ショッカーによって毒蝶の改造人間にされたのだ。場所は奥多摩という設定のようだが、なぜかこの多摩の地に飛ぶのである。
第60話「怪奇フクロウ男の殺人レントゲン」では、フクロウ男のアジトとして使われている。遠景は東京天文台が映っているが、近づくと聖蹟記念館になる。本郷と立花は見張りの間抜けな戦闘員をおびき出して、ショッカーの計画を聞き出している。(戦闘員も死ぬ間際には良心が戻るようだ。)
第68話「死神博士恐怖の正体」では、ショッカーのトレーニングセンターとして使われている。東京天文台を占拠してトレーニングセンターに使っているのだ。(東京天文台として聖蹟記念館を使うのは、第60話からの流れか。) 死神博士の正体は、改造人間イカデビルであった。
桜ヶ丘公園に隣接して、というより同じ敷地内に、森林総合研究所多摩試験地がある。その建物も何度か登場する。
(森林総合研究所)
第10話「よみがえるコブラ男」では、綾小路生物研究所として使われる。綾小路律子はショッカーの女幹部で、生物研究所は表向きの看板、実はコブラ男を復活させるための動物の血を集めるために、犬猫を買い取るという貼紙をしてここに集めたのである。犬猫を売りにきた人間も、そのまま捉えて、改造人間に作り替える者も選べるという訳だ。
第35話「殺人女王蟻アリキメデス」では、アリキメデスのアジトとして使われている。殺人光線で近づいた者は殺すということで、侵入者からショッカーの計画の秘密を守ろうとしているという恐ろしい場所だ。これも、本郷に捉えられた戦闘員が、光線の解除の仕方をしゃべるのだが。
第69話「怪人ギラーコオロギせまる死のツメ」では、小川自然科学研究所として使われている。小川先生は、子供たちに昆虫採集の仕方などを教えており、本郷の先輩でもあるが、ショッカーに操られて、子供たちに「死のツメ」の毒を伝染させるのに手を貸してしまう。もちろん、ギラーコオロギが倒されると正常に戻る。
【3】生田緑地
意外と少ないのが生田緑地内での撮影だが(向ヶ丘遊園は多い)、桝形山山頂が登場する回がある。
(枡形山山頂)
(枡形山展望台)
第30話「よみがえる化石 吸血三葉虫」で、滝と五郎がバナナを枡形山山頂の広場で食べている。「昨日本で読んだんだけど、古代生物を蘇らせる研究をしている先生がいるんだって」と五郎。五郎はなかなか勉強熱心なのだ。その先生というのが、前述の志村博士。この枡形山に三葉虫の怪人ザンブロンゾが現れ、ショッカー戦闘員とともに、展望台での決戦となる。(展望台は平成7年に建て替えたもので、当時の映像とは違うが。)
上にあげた場所は、他の回でも登場していたかもしれないが、全話をチェックした訳ではないので、分かった範囲だけ。
今日は、現地訪問をしないで何をしていたのかって? 上にあげた各話をDVDで観てたのさ。
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