【音楽】　最近購入したＣＤ　（３月中旬）

なんだかんだと、ほぼコンスタントに買い続けているクラシックＣＤ。
今回は控え目に(？)２枚だけ。

●クット・アッテルベリ　（スウェーデン、1887-1974）

　・交響曲第３盤「西海岸の風景」
　・歌劇「ファナル」より３つの夜想曲
　・管弦楽のための「ヴィットリオーソ（勝利）」

　　　ネーメ・ヤルヴィ指揮イェーテボリ交響楽団　　（1997／2015録音、CHANDOS）

ヤルヴィ父によるアッテルベリ管弦楽集の第４弾。良いだろうとは期待していたが、期待に違わず非常に素晴らしい。交響曲第３番は新録音ではなく、埋もれていたライブ音源を収録したもの。最初から最後まで心行くまで堪能させてくれる演奏だ。併録の２曲は初めて聴くが、それもそのはず、世界初録音とある。こちらもなかなか素敵な曲だ。夜想曲は、しっとりとした夜というよりは、何やら怪しげな雰囲気だが。


●ユリウス・レントヘン　（オランダ、1855-1932）

　・弦楽三重奏曲第９番
　・弦楽三重奏曲第１０番
　・弦楽三重奏曲第１１番
　・弦楽三重奏曲第１２番

　　　レンドヴァイ弦楽三重奏団　　　（2014録音、CHANPS HILL）

このシリーズで第１番から第８番まで聴いていたので、続いて発売された第３弾で、第９番から第１２番のＣＤを購入した。聴いて心地よい音楽である。前半の番号の三重奏曲は素朴な味わいがあったが、このあたりになると、より聴きごたえのある作品集になっている。３つの弦楽器だけからなる曲なのに、なかなか深い。レンドヴァイ三重奏団が楽譜を発見して順次録音をしているものだが、まだまだ埋もれている作品の中にも素晴らしいものが多数あるに違いない。