猛暑も去り、すっかり秋めいてきた今日この頃。
最近購入したCDを書いておく。(今回は控え目(?)だ)
●ヨハン・ヴェンツェル(ヤン・ヴァーツラフ)・カリヴォダ (チェコ、1801-1866)
・序曲第3番
・ヴァイオリン小協奏曲第5番
・序曲第7番
・ヴァイオリン小協奏曲第1番
・序曲第10番
アリアドネ・ダスカラキス(ヴァイオリン)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ指揮ケルン・アカデミー (2011録音、cpo)
チェコ(ボヘミア)生まれ、ドイツで活躍した作曲家。自身がヴァイオリニストでもあったためか、ヴァイオリンの曲も多いようだ。このCDの収録曲はいずれも初めて聴く作品だ。協奏曲を序曲ではさんでいる収録曲順も面白い。同郷のドヴォルザークよりも、協奏曲はなんとなくメンデルスゾーンっぽい雰囲気(?)か。いずれも聴いていて心地よい音楽だ。
●マルコム・アーノルド (イギリス、1921-2006)
・映画音楽「自由の大地」
・映画音楽「さすらいの旅路」
ウィリアム・ストロンバーグ指揮モスクワ交響楽団 (2000録音、NAXOS)
先日交響曲全集を購入して大変気に入ったが、やはりアーノルドといえば映画音楽だろう。最近発売されたCDを購入。前者は象の乱獲とそれを巡る自然保護がテーマ、後者はデイビッド・コパフィールドの波乱の人生を描いたもの、いずれも映画自体は観たことがないが、音楽を聴いただけで情景が浮かぶようで、素晴らしい。
●カール・ツェルニー (オーストリア、1791-1857)
・ロッシーニとベッリーニの名モチーフによる平易で華やかな3つの協奏風ロンド
・序奏、変奏と終曲
・協奏風小ロンド
・協奏的二重奏曲
瀬尾和紀(フルート)/上野真(ピアノ) (2014録音、NAXOS)
ツェルニーといえば教則本というイメージになりがちだが、実は作曲家として優れた作品を多数残しているのである。久しぶりにツェルニーのCDを購入、今回はフルートとピアノの二重奏による作品集だ。初めて聴く曲ばかりだが、これが大変すばらしい。フルートの魅力を十分に引き出している作品ばかりだ。
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