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2014年10月30日23:08

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【音楽】 オコン・フオコ

一昨日買ったCD3種類のうち、残りの1枚を聴いた。

L.Madetoja
 ・バレエ音楽「オコン・フオコ」(全曲)
  (A.Volmer指揮オウル響/オウル室内合唱団、他、2002/2003録音)


交響曲のCDといっしょに入っていた組曲は聴いていたが、全曲版は初めて聴く。
全部で76分51秒の曲である。

パントマイム・バレエに付けた音楽であるが、これがなんと日本が舞台のお話である。

人形師オコン・フオコにより、自ら作った人形(ウメガヴァ)に生命が与えられるが、そのウメガヴァにフオコは魂を奪われ、ついには切腹により自らの命を絶ってしまう、というのがストーリーの概要だ。

登場人物は当然日本人なのだが、これがまた不思議な名前だ。

 Okon Fuoko ・・・人形師
 Yiai ・・・フオコの恋人
 Umegava ・・・フオコにより生を与えられた人形
 Saito ・・・使用人

 Sessisuki ・・・フオコの友人(男性)
 Komasava ・・・フオコの友人(男性)
 Okura ・・・フオコの友人(男性)
 Komakava ・・・フオコの友人(女性)
 Kokaro ・・・フオコの友人(女性)

Yiaiは弥生?
梅川? 斉藤?
Sessisukiはなんだろう? 関口?
駒沢? 大倉? 駒川?
Kokaroはなんだろう? 古賀呂?

そもそも主役の「オコン・フオコ」は、どのような日本人名が「変化」したものなのだろう。
フィンランド人の耳にはそう聞こえた日本人名が、思い浮かばない。

音楽の方はというと、内容から想像するような日本的なメロディーは全くと言っていいほど出てこない。木管楽器や打楽器を使って、なんとかそれらしい雰囲気を作ろうとしているようにも見えるが、日本人の耳からすれば全然違うのである。

まあ、そういうことを抜きにすれば、それなりに楽しめる音楽ではあるが、何かちょっと足りないような気もするという印象だ。(やはり、「日本的な音楽」を期待して聴いたからいけないのだろう。)

といいつつ、今夜はこれだけを繰り返し聴いている。

実際のパントマイムバレエの舞台と合わせてなら、もっと楽しめるかもしれない。
もっとも、そんな公演が果たしてあるかどうか。
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