「山の日」の今日からお盆休みである。といっても土曜日なので普通でも休みだが、今日は自宅でのんびり過ごす日とした。雨が降るという予報どおり、午後は少しだけ雨が降り雷も鳴ったが、外は暑い。
そんな訳で、今日はベートーヴェンの交響曲を全曲聴いた。最近購入したCDである。
●ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827、ドイツ)
[1]
・交響曲第1番
・交響曲第3番「英雄」
[2]
・交響曲第2番
・交響曲第4番
[3]
・交響曲第5番「運命」
・交響曲第6番「田園」
[4]
・交響曲第7番
・交響曲第8番
[5]
・交響曲第9番「合唱」
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン
ヘレナ・デーゼ(ソプラノ)/マルガ・シムル(アルト)
ペーター・シュライヤー(テノール)/テオ・アダム(バス)
ライプツィヒ放送合唱団/ドレスデン国立歌劇場合唱団
(1975〜1980録音、KING RECORDS)
新たなCD購入は控え目にすると書いたのに、今さらながらのベートーヴェンの交響曲全集を、また購入である。ブロムシュテットのベートーヴェンを聴いてみたいと思った(10月の「田園」の予習??)のだが、どうせなら全曲聴いてみようと思い、ドレスデンの1970年代の録音を購入した(セットだと安いし)。
どれも何度も聴いている曲ではあるが、何度聴いても飽きないのがベートーヴェン。ブロムシュテットの指揮は、奇を衒うことなく、きっちりと仕上げた演奏で、聴いていても落ち着く。一般にはマイナーな第2番と第4番の組み合わせである2枚目のCDが特に良いと思った。第7番のややゆったりとしたテンポも印象的だ。「英雄」も中庸のテンポを保ちつつ、きっちりと仕上げていて好ましい。「運命」も、細部まで丁寧な好演だ。そして、「田園」が実にナチュラルな感じ。10月のN響での実演にも期待しよう。
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