鉄道模型は、しばらく動かしていないと動きが悪くなる。
以前ほど頻繁に走らせていないので、今日は車両を引っ張り出して、点検のため動かしてみた。
動きが悪くなる原因は、油切れか、その油が固まっていることが多い。久しぶりに出した車両もあり、案の定いくつか調子のよくないものがあった。
EF71は、電流を通しても動かない。回路は通じているはずなのにおかしいと思っていたら、少し温まってからゆっくりと動き出した。油が固まっていたのだろう。2mの線路を何往復かするうちにスムーズに動くようになった。
今、この機関車(天賞堂のEF71)を新品で買おうとすると、20万円もする。持っているのはかなり昔の製品だが、当時も高価だった。大事にしなくては。
(EF71)
EF81は、全く動かない。電流が通じていないようだ。明らかにどこか回路が切れている。そんな訳で、これは分解して破断箇所を見つけなければならない。
開けてみると、線が切れている箇所はすぐに分かった。ここをつなげ直したら復活した。久しぶりに半田付けをした。
もう1台調子が悪かったのはキハ110である。電流を通すとモーターは快調に回るのだが、2両連結するとスリップして進まない。モーターが入っているのは1両だけだが、2両分を動かせないのだ。これは原因は明らかである。モーターのない方の車両を見てみると、車輪の動きが固く、その摩擦で負荷がかかっていたのだ。車輪の軸受にちょっと注油したら、スムーズに動くようになった。(車体が軽く、片台車駆動なので、もともとパワーはないが。)
(キハ110)
それ以外の車両は特に問題なく動いたが、たまには思い切り走らせてあげないと、車両たちもかわいそうだな。
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