【散策】　土浦訪問

昨日は曇り時々雨だったが、今日は晴れ。暑くなることは予想されたが、というより朝からすでに暑いが、土浦に行ってきた。

先週の土曜日（７／１１）に霞ケ浦に行ったのは、その日の日記のとおりだが、土浦駅に戻ってからは少し市内を散策しようと思っていたところ、１０km以上も歩き続けて疲れたので、そんな元気もなくなり、さっさと帰ってしまったのだった。そこで今日改めて土浦へ。品川始発の常磐線に乗りたいというのもあり、少し遅めに出て（朝は上野発しかない）、品川から9：53発の土浦行きの特別快速に乗った。快速の停まる三河島、南千住、我孫子、天王台を通過する。



土浦に着いて最初に向かったのは土浦警察署だ。いきなり警察に出頭か？！

前の霞ヶ浦散策のところに書いたとおり、映画「米」がきっかけでこの地を訪れた訳で、この映画で出てくる土浦市内の３カ所のロケ地に行きたかったのである。１つ目は土浦駅。２つ目はよねが通行人に道を聞いている三愛食堂前。３つ目は土浦警察署である。

土浦駅は５８年も前の映画の面影は全くなく、さらにペデストリアンデッキも改修工事中だ。土浦警察署の場所は地図ですぐに分かる。駅から少し遠い。途中にあるはずの三愛食堂は見当たらないが、５８年も前の店が今も営業している確率は高くないだろう。大体このあたりかなという見当は付いた。土浦警察署の前に行く。よねがここでウナギをぶちまけてしまう訳だが、やはり映画の面影は全くない。こんなところで写真を撮ったりうろうろしていると職質されそうなので、早々に立ち去る。



ということで、今日の土浦訪問の目的は完了だが、ついでに警察署のすぐ近くにある亀城公園をのぞく。土浦城のあった場所が公園になっているもので、城自体は残っていないが、櫓門、霞門などはそのまま残っている。再建された東櫓、西櫓もあり、東櫓は中が城に関する展示場所になっている。西櫓は非公開。

公園内にある土浦市立博物館を見学する。東櫓と合わせて１０５円だ。１階は土浦藩土屋家に関する展示で、刀剣の展示の他、土屋氏は茶器を好み、かなりコレクションしていたことなどが知れる。２階は土浦に関する展示。「霞ケ浦と土浦地域」のあとは、「霞ケ浦と古代・中世の土浦」、「城下町土浦」、「土浦の近代化とマチのにぎわい」と時代を追って見られるようになっている。もちろん東櫓内も見学した。天然記念物の「亀城の椎の木」など園内をひととおり見ておしまい。





もう正午をかなり過ぎていることにようやく気付いたが、今日は先週のように昼食抜きになることはない。駅の近くにある天ぷら屋「八起」で食事をして、駅の反対側にある霞ケ浦の土浦港まで行ってしばらく霞ケ浦を眺めて、駅に戻ってきた。



帰りは、やはり今日も特急に乗ってしまう。ときわ78号に品川まで乗った。途中、柏、上野、東京に停まり、品川までちょうど１時間位である。

という土浦訪問の休日だった。