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2011年02月26日19:13

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【音楽】 ナデージダ定演@狛江〜ペルト、ボルトキエヴィチ、アッテルベリ

オーケストラ・ナデージダ第5回定演に行ってきた。
場所は、狛江エコルマホール。自宅からも近い場所だ。

このオケは、北欧やロシアの「ほとんど日本では演奏されないけど、聴いてみると実はいい曲なんだよ」な曲を主な演目にしているアマチュアオケで、つまり私の好みに合う曲が多い訳だ。

本日のプログラムは、
・A.ペルト:ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌
・S.ボルトキエヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調
・K.アッテルベリ:交響曲第2番 ヘ長調

 指揮:渡辺新、ピアノ:石岡千弘     14:00開演

「アッテルベリの2番が生で聴ける♪」と、この演奏会の情報を見つけた瞬間に、行くことに決めていた。アッテルベリの2番は、なんと日本初演らしい。
アッテルベリもまだまだ日本ではマイナーなのか...

会場はショッピングセンターの4階にあるホールで、音響に贅沢を言ってはいけない。
細かいことは気にせず、曲自体を楽しもう。

最初は静かにペルトの「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」から。
ペルトの「癒し」の曲で、まずは静かに心を落ち着かせてということか。

それにしても、たまたまエストニアの作曲家Kapp一家のCDのことを書いたら、マイミクさんから「エストニア出身の作曲家ならペルトも!」と薦められて初めて聴いたペルトの曲を、今月は生演奏ですでに2回も聴いているとは...
不思議なつながりがあるなあ。

次はボルトキエヴィチのコンチェルト。この曲は最近まで全く聞いたことがなかった。
本日の演奏会で初めて聴くのも悪くないなと思っていたが、CDを見つけたので結局買って「予習」をした。
どうもラフマニノフっぽいんだけど、いまいちそこまでは及ばない、なんというか、ラフニノフの「甘さ控えめ」版みたいな印象だった。

こんな状態で生演奏に接した訳だが、たまに聴くと悪くないなという気がした。
演奏の方は、オケの金管がちょっとハラハラな部分もあったけど、石岡さんのピアノは素敵だった。こういう曲に合っていそうな感じである。
初めてCDで聴いた時も、ノリノリの第3楽章が一番気に入ったのだが、今日の演奏でもそこは楽しませてくれた。ちなみにこの曲も日本初演らしい。

休憩のあとは、本日の本命であるアッテルベリの第2番。
この曲は、というよりアッテルベリの交響曲は、初めて聴いた時から、どれも気に入ってしまい、「アッテルベリは自分の好みに合ってるべ」と思っているのだから、
今日の演奏が楽しくない訳がない。

第2番はアッテルベリの交響曲の中でも特に好きな曲で、今の季節にぴったりの、春が訪れてくるような感じのする曲である。

アンコールは、だからという訳ではないだろうが、シベリウスの「春の歌」。
今日のプログラムからして、何の曲をやるのだろうと思っていたら、シベリウス〜♪
最初の音が鳴った瞬間にウキウキしてしまいましたよ。

今日の演奏会は行って良かった。
アッテルベリも、もっと演奏される機会が増えるといいな。

−−−
休憩時間にマイミクのyatterさんと、yatterさんの友人たちに会った。
まあ前からyatterさんは少なくとも行くだろうと予想は出来ていたが(笑)

帰りは、まだ明るく天気も良いので、狛江から自宅まで歩いて帰った。
小田急線と南武線を乗り継ぐよりも直線距離は短い。多摩川を渡る必要があるので、完全に真っ直ぐという訳にはいかないが、意外と近いことを発見。
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