新しいことを学ぶとき、やはり人それぞれに分かりやすい説明と言うのがあります。私が子供のころは指導方法をきちんと確立しようなどと言う思想はまだ普及しておらず、学校でも教科書を説明して「わかるやつはわかる」、また、教師がそれぞれに工夫してノウハ
女性の社会参加とともに注目されているのが、男性の家事、育児ですが、企業の人材育成と似たような問題があるように思います。夫の「手伝おうか?」と言う言葉に、本来やるべきことを「手伝う」とは何事だ、と言う意見がしばらく前に一世を風靡しましたけれど
私もいい歳なわけですが、時代が変わったことについて行けない人が多いな、と感じることがままあります。と言うか、実際には私が若い頃でも「そういう古いやり方を続けていてはいけない」と言われ続けていたわけで、連綿と受け継がれている人類伝統のやり方な
リーダーシップと言えば、みんなをまとめ上げる能力であり、もっとも一般的なのは、「仲間意識」を高めることです。私が何回か職場で気になっていると書いた「外の人の悪口」も、そういえば仲間意識を高めるのによく使われる方法です。とは言え、身内で盛り上
「赤信号 みんなでわたれば 怖くない」と言うのは、私の知る限り1980年前後の漫才ブームの折、ツービート(ビートたけしがボケを担当していた漫才コンピ)のネタで流行した言葉ですが、以降、集団心理のリスキーシフトを端的に表す言葉としてすっかり定着し
小池東京都知事が「出歩く人を減らすために夜間消灯を」と呼びかけ、あちこちから批判が相次いだ、と言うニュースを見ました。個人的には、地方都市などで22時くらいで既に暗くなった繁華街を見た経験から、夜間外出を減らすにはそれなりに効果的な気もするし
ガンダムのファーストシリーズで「自由落下は名前ほど自由なものではない」と言うシャア少佐の名台詞(もっとかっこいい言い方だったかも?)ありますけれど、自由意志は名前ほど自由ではない、という考え方があります。まあ、自由意志と言う概念自体が存在を
前回2021/04/21に書いて翌日アップの日記で「もっとちゃんと仕事したら」とか書きましたけれど、基本私もそれほどまじめに仕事しているわけではありません。以前、責任について書いたように、周りから「責任がある」と思われていそうなときに、責任を問われな
先日の日記で、職場に今やっている仕事(の依頼元)の悪口を言いながら作業する人がいて、と言う話を書きましたけれど、これまで渡り歩いた職場の中で現在がいちばん仕事をしにくい気がします。本日もいろいろあって、依頼した内容に対してまともな返答をよこ
ラノベ、転生物の王道と言えば、中世ファンタジー世界に現代人が行って、現代の知識や常識で世界を変えていく、成功を収める、というもので、まあ、マーク・トウェインの「アーサー王宮廷のヤンキー」だとか(最近「ヤンキー」と言うとやんちゃな若者のことと
COVID-19の流行で社会変容とか、ニューノーマルと言った言葉がよく聞かれるようになりました。変わらなければならないと言いつつ、結局は変えたくない人々が多い中で、強制力を持って変化を促す機会と言うは考えようによってはよいものなのかもしれません。人
高校の漢文の授業で老子の「無用の用」と言う一節がありました。車輪のスポークや容器などの形あるものは車輪と車軸の間の空洞や物が入る内側の空洞と言った形のない部分を支えるために存在し、ないことこそが価値だ、と言う老子的な逆説ですが、以前データベ
最近NHKでときどき「植物に学ぶ生存戦略」などのとぼけた「教養講座」をやっています。先日、第二弾が放送された「マウンティング講座」というのもその一つですが、確かにマウンティングと言う言葉は知らない人にとっては「なんなんだ?」と言う感じで、解説
私も若い者の責任感を問いたくなるような年代ですけれど、結局のところ、責任と言うのは人間関係の中で問われるもので、多くの人が思っているような倫理に基づいて発生するものではないと思っているので、個人的な見解で言えば当事者の「周りにどう思われたた
甘いものが好きで、ケーキもよく食べるのですが、引っ越しておいしい店が見つからず、苦労していました。最近、やっと巡り合えて、先日も久しぶりに楽しみました。おいしいにもいろいろあるかと思いますが、私は基本的に甘さも控えめで、くどくないものが好き
「子供は純粋」とも「子供は残酷」とも言いますけれど、もちろん、純粋と残酷は対語でも反対語でもないので、矛盾とは言えないものの、残酷と言うのは邪悪に通じ、そうなると純粋とは矛盾する感じになってきます。しかし、残酷は邪悪から生まれるというより、
何かにつけて、できない理由を探す人がいます。「あれをやったらどうか」「これがないからできない」、「そちらをやったらどうか」「それはこれがないからできない」と言った具合です。で、定番の「できない理由より、できる方法を考えろ」と言うセリフが出て
職場で独り言の多い人がいます。部署は同じだったのですが、席が近くなってよく聞くようになりました。本人も若干仕事内容が変わってきたのか、以前より頻繁になっている気がします。独り言自体はまあ良いとして、内容が、作業の内容に関することで、資料や指
クルマを運転するとき、一定の車間距離をとるようにしています。もちろん、交通法規でも要求されていることですから、当然と言えば当然ですけれど、あおり運転を含めて車間距離をとらずに走る車もちょくちょく見かけます。自分が車間距離を開けないと不安なの
女性が選挙に参加するようになって75年と言うニュースが放送されていました。明治維新から参政権が高額納税者、成人男性、成人女性と拡大される中、成人女性については占領統治下で実現し、望んでいた人の多寡はともかく、国民の総意(総意と言ったって、全員
私は権威主義が嫌いで、高圧的な態度をとられると反感を覚え、相手が正しいことを言っていても反抗したくなります。ただ、相手が高圧的だからと反論するのも合理的とは言えませんので、頭の中で組み立てた反論に対して再度反論を組み立てて見たりするので、そ
システム化、と言うと、一般にはコンピュータシステムの導入を意味しますけれど、私が実施すべきと考えている作業のマニュアル化はシステム化と同義です。マニュアルを作っても、システマチックに組み立てられた手順でなければまともに機能するわけがなく、ま
老眼になると、ピントの合う範囲が固定され、一般的な(過去に一般的だった)ケースでは遠方のみにピントが合って、近くが見えなくなり、近くを見るときには老眼鏡をかけることになります。近視の人は近くのみにピントが合って、遠く用の普段の眼鏡があれば間
先日、きれいな花壇を維持するためには枯れかけた花はどんどんむしらなければならず、それは花を愛する人のやることなのか、と言う日記を書きました。実際には、大きな公園のバックヤードには植え替えをするための花を育てるための花壇があったりするそうで、
50年前には環境問題と言えば重金属と大気汚染、水質汚染でしたけれど、今では温暖化とプラスチックが話題になっています。いまでも水銀やら鉛やらをさらに減らさないといけないという話はありますけれど、ニュースになるようなことはまずありません。また、以
プログラミングが義務教育の必修になるそうで、「これからの情報化社会に対応できる人材の育成」と言ったお題目ではあるものの、個人的に期待するのは論理思考、事実に基づく思考ができる人が増えるのではないかと言う期待です。「論理思考を身に付ける」を数
イギリスでは、褒めようがけなそうが、人の容姿についてコメントするのはマナー違反になっていると聞きました。確かに、容姿で人を評価することは当事者同士の関係性にとってあまり良いことではないかもしれません。褒められても、容姿が悪ければ評価されない