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2021年04月15日23:52

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おいしいものを楽しむ

甘いものが好きで、ケーキもよく食べるのですが、引っ越しておいしい店が見つからず、苦労していました。最近、やっと巡り合えて、先日も久しぶりに楽しみました。

おいしいにもいろいろあるかと思いますが、私は基本的に甘さも控えめで、くどくないものが好きです。お酒が聞いているのも苦手で、また、珍しい素材やいわゆる高級素材を使っていると言ってもありがたみを感じないので、言ってしまえばお子様向けの平凡な味が良いわけで、逆に、「それでもおいしい」と言うのは、材料が良かったり、作り方が丁寧だったりするのだろうなあ、と、そこにこそ、ありがたみを感じます。そういう味を目指すと、高くて小さいくせにたくさん食べても飽きなかったりして、贅沢と言えば贅沢な話です。

以前、スナック菓子がなぜ後を引くか、と言う話を読みました。マーケティングの話か、倫理学の話か覚えていませんけれど、スナック菓子は最初のパリッとした爽快な食感と味わいの後で、噛むたびにねちゃねちゃと不快な食感になってくるので、それを解消するためにまた次を口に入れてしまうのだそうで、どこかで聞いた話と思ったら、麻薬の中毒性は使っているときの快感と効果が切れた後の不快感の落差が激しさが原因と言う説でした。たくさん食べなくてはならないものを、そういう形に加工するのは理想的かもしれませんけれど、健康のためにスナック菓子を控えたほうが良いかもと思っているのであれば、実はトリックに引っかかっているだけで「好きだから」「おいしいから」食べているわけではないかもしれないと考えてみるのもよさそうです。

私が好きなケーキも進化の過程で得た脂肪分や糖分に対する嗜好でおいしさを感じているだけかもしれませんけれど、食べた後にちゃんと満足感が残るという意味では中毒ではないのかなと思います。口に入れた瞬間にいくらおいしいと感じても、食べた後に満足し、ちゃんと栄養になるというのを大事にしたいものです。
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