mixiユーザー(id:33120836)

2021年04月12日00:21

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安全マージン

クルマを運転するとき、一定の車間距離をとるようにしています。もちろん、交通法規でも要求されていることですから、当然と言えば当然ですけれど、あおり運転を含めて車間距離をとらずに走る車もちょくちょく見かけます。自分が車間距離を開けないと不安なのは、自分の運転、特に反応速度に自信がないこともありますけれど、自分だけでなく、前を走っているドライバー、後ろを走っているドライバーが理想的な運転をしてくれるとは限らない、との思いもあるからです。明らかに不安定な走り方をしているドライバーならもちろんいつも以上に車間距離をとりますし、できれば、他の車が間に来るように下がるか、さっさと追い越して離れるようにしています。

車間距離を詰めて平気な人は、ぶつける気がある場合は別として、自分の運転とともに前の車も自分の予想から外れた運転はしないと思っているのでしょう。まあ、自分の車の制動距離が相手の車と同等以下であれば、同時にブレーキを掛ければどんなに短い車間距離でも、その距離を保ったまま止まることは可能で、反射神経に自信があれば車間距離をいくらでも詰められるのかもしれませんけれど、そんな事態が起きて後ろの車がそれに反応できなければ自分が追突されることになります。その時、前の車との車間距離があれば、その分自分が前に出て後ろの車の制動距離が伸びた分を吸収出来れば衝突を避けられますから、車間距離はとった方がよいに決まっています。

世の中には、事故が起きても自分が責任を問われなければ気にしないタイプの人もいますけれど、責任がなくたってけがをしないわけでもないし、いくら補償があっても治療の時間が必要なくなるわけでもありません。私は「正しい答え」を見つけるときと同様に、自分自身も他の人も「常に適切な行為をする」と信用しませんので、必要な安全対策はきちんと取っておくべきだと思っています。
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