ジャレド・ダイヤモンド「文明崩壊」は気候変動や環境破壊で滅亡した様々な文明の分析をしています。そういった文明の多くは環境への適応を拒んで崩壊していったわけですけれども、それを「頭が固い」と笑うことができる人がどれだけいるのだろうか、と言えば
「時代を超えた名作」と評される作品がありますけれど、長く生きてみると以前「これは時代を超える名作になる」「さすが時代を超えた名作と言われるだけはある」と思っても「こんな感じだったっけ?」と感じてしまうことも出てきて、時代を超えるのはなかなか
春頃から右腕、右足の不調が続いていて、なかなか復調しません。年齢も影響しているとは思いますが、ひょっとするとランニングで久しぶりにちょっと重い靴を履いたのが原因かもしれません。足は腿の裏側が強く蹴りだすと痛み、両足にひろがって涼しくなったこ
NHKスペシャルで日本経済の低迷を取り上げ、リスキリング(職能再教育)の重要性を語っていました。技術の変化によって求められる能力も変化しますからそれ自体は正しいのですが、それと共に仕事の価値も見直しをしなければうまくいかないということはあまり
久しぶりに資格試験を受けることになりました。受験対策をするのにテキストを買って、そう言えばテキストに載っている例題をいくら解いても、試験本番であまり役に立った覚えがないよな、と思い出しました。考えてみれば、例題と言うのはテキストで説明した内
十年くらい前に本で読んだ、問題を解決するには「正しいが役に立たない」に気をつけろ、という言葉がかなり印象に残っている、と言うか、実際に何かに取り組むときに役立てています。普段から書いているように、知識と言うのは役に立つから価値がある、と思っ
テレビを見てたら、「あんこ革命」と言うのをやっていて、小豆の煮かたに革命を起こした人、と言うのを紹介していました。番組を見た後、早速、まねしてみることに。紹介していたポイントは以下の通り。1.小豆は浸水させず、熱湯をかける →水に触れると臭
以前から何回か書いているように、私の職場でも「いちおう」残業抑制とか、時短と言った取り組みをしています。ただ、いつまで経ってもほぼ進捗がなく、まあ、やっていることと言えば声掛けだけなので、言い始めの若干程度ならともかく、それ以上の効果が出な
前回2022/08/14の日記で、「学歴がある」だけでは不十分で、個人レベルなら最低限生計を立てられるだけの収入が得られ、企業や社会の観点からはきちんと生産性を向上=成果を出せる「教育」をすることが必要と書きました。似たような議論は昔からあって、高等
不景気にしろ、COVID-19禍にしろ、就学を続けられなくなる子供の存在と言うのは根強く問題提起されていますけれど、同時に高学歴ニートの問題もしばらく前から話題となっており、聞くたびに学校に行ければ解決するわけでもないのではないかと感じてしまいます
脚と腕に痛みが出て、ひどくなる様子もないので湿布等で手当てをしつつしばらくそのままランニングもしていましたが、ひと月ほどしても治る様子がないので、今週は自粛することにしました。そう言えば、練習が習慣化してさぼりたくなる時期を過ぎると、練習を
最近、NHKで星新一作品のドラマを放送していました。私が自分で本を買うようになって初めて買ったのがたぶん星新一で、小学校の図書室でめぼしい本を読みつくし、小学生の小遣いでは当然単行本などは買えず、文庫を細々と買い足していきました。当時、ジュブ
NHK「歴史探偵」で「太陽の塔」を取り上げていました。生まれる前とは言え、子供のころに「今のこと」として語られていた大阪万博が歴史なんだと思うと改めて自分の年齢を感じます。岡本太郎は、CMの「芸術は爆発だ」「グラスの底に顔があってもいいじゃない
前回2022/07/22の日記でも書いたように、能力はあっても、ニーズのある能力でなければ仕事にはできません。仕事を「労働もしくはその成果に対して対価を得ること」とするなら、金銭をもらえる価値があることと同義で、金額が価値の指標であるなら「多くの人か
仕事のあるべき姿は、「やりたい」「やってほしい」「できる」が重なっていることだ、と言われています。仕事も「商品」として考えれば当然のことで、そこに商品があって「売りたい」「買いたい」が重なることが大事ですから(そもそも、「できない」ことを仕
一時期、やたらと「サムライ」がはやって、いまだにサッカー日本代表とかを「サムライ・ジャパン」と呼んだりしていますけれど、個人的には「サムライ」に良いイメージがありません。中学生くらいまでは割と好きだったような覚えがあるものの、「お国のために
世の中に「素晴らしい教育者」を描いた物語はいろいろありますけれど、その素晴らしさを表現するのに教え子が「自分も立派な教育者を目指す」のが定番になっているのが気になって仕方ありません。いや、世の中に素晴らしい教育者がたくさんいるのはよいことな
来週の日曜日が参院選の投票日で、期日前投票もあるのでもっと早く投票する人、もしくは投票しない人もいるのでしょうけれど、ともあれ、選挙があると投票率の低さをどう解消するか、と言う話題が出てきます。問題解決では、あまり根本的なところを考えすぎる
NHK_Eテレの「思考ガチャ」のビデオが溜まっていて、今週末に3週間前の「お金に振り回されるのはなぜ」を見ました。お金/経済の意味についてはちょくちょく日記にも書いている通りで、番組の中でも特に考慮したことのない新たな考え方は出てきませんでしたが
私は子供のころから運動が苦手で、休み時間に校庭で走り回ったり、体育の時間にやたら張り切るタイプではありませんでしたし、体育も運動会も嫌いでした。高校くらいになると、体育会系の部活で頑張っているような一部を除いて運動を面倒がるようになり、それ
古い慣習が残っているところはやはり新参者には厳しいものがあり、それは職場でも一緒です。バブル辺りから派遣で働く人がどんどん増えていますけれど、短期間で職場をうつると、その差は歴然でしょう。従来(と言うか、いまでも)「必要とされる人間になれば
「 発達障害 生きづらさを抱える少数派の『種族』たち」(本田秀夫 SBクリエイティブ 2018)に、「オタク」の知識欲は自閉スペクトラム(AS)傾向の人と共通しているけれど、ASでは知識そのものに価値を見出すのに対して、そうでない場合は人間関係とバラ
思想・言論の自由を掲げると、「思想弾圧が必要だ」と言う思想・言論も容認しなければならない、と、この日記でも何回か書いていますけれど、同様にダイバーシティ=多様性を掲げるのであれば、「多様性を受け入れようとしない人」も容認しなければならないと
経済学を学ぶと、価格と言うのは基本的に「人が感じる価値」の「平均値」だということが分かります(とは言え、同じことを学んでも解釈には個人差が出るので、「何でそんな結論が出るんだ?」と思う人も多いことでしょう)。価格こそ客観的に定まった価値の指
4月から「ヒューマニエンスQ」と言う名前で地上波総合で放送されている「ヒューマニエンス」のBSで放送していたころのビデオがまだ残っており、「呼吸」を見ました。二酸化炭素が呼吸をコントロールしていることは以前から知っていましたけれど、それが血液の
ずいぶん溜め込んでいるので、話題にすべき時期からは遅れまくっていますけれど、ビデオでNHK「サイエンス・ゼロ」で昆虫食を紹介していました。日本でもハチノコとか、イナゴの佃煮とか歴史的な昆虫食もありますけれど、基本的には「まともな食糧生産ができ
流行りの異世界転生モノではロールプレイングゲームをもとにした世界への転生が定番で、そこでは自分のステータスを見ることができたりします。そこでは、しばしば自分のステータスを見ることによって「正しい努力」ができて、効率よく実力アップができたりす
私は自分が「普通の」人間なのかも自信がないので、人間の成長について語る資格はないかもしれませんけれど、いわゆる「いつもでも子供のようなことを言う」と言われることがあるので、子供と大人とどこが違うのか、どうなったら子供が大人になったと言えるの
GWに「シン・エヴァンゲリオン」の公開延期時に放送された激情版エヴァンゲリオン3部作を見ました。BSでやってたTV版も、いまだにちょくちょく庵野監督の出世作と言われて話題になるナディアもピンとこなかったにも関わらず、やっぱりあれだけ話題になったも
一時期、流行語になった「熟年離婚」と言うのは、私が学生のころから話題になっていて、自分も母親から「気持ちはわかる」「ああいう夫にならないでほしい」と言ったことを聞かされました。私自身は少なくとも人に何かをしてもらうことが当たり前と言う感覚は