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2016年12月28日02:29

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SMAPの終わりに

「スマスマ」の最終回、ラストの「世界に1つだけの花」を歌うSMAPを観て、何とも切ない気持ちになった。
歌い終えたSMAPの5人は、何も言葉を発することなく、ただ深々と長いお辞儀をした。
解散に関しての理由とかいきさつとか、何も具体的には語ってくれなかったけど、それだけで何かもうわかった、といいたくなるような何か胸を打つものがあった。

KARAの解散もショックだったけど、SMAPの解散も負けず劣らず(?)ショックだった。
といっても、そんな熱心なSMAPファンじゃないのだけど。
そもそもCDとか1枚ももってないし(笑)
それでもSMAPはすごく好きだった。

何といってもSMAPは、アイドルとして前人未踏の高みにまで昇りつめた存在だ。
老若男女幅広い世代から支持された国民的アイドルとして、SMAPの右に出るものはいない。
人気の面では今や嵐の方が上回っているかもしれないが、嵐が存在としてSMAPを超えることはまずないだろう。
嵐は(そして他のジャニーズも)SMAPが切り拓いたサクセス・ロードを後から辿っているに過ぎないから。
(その意味でSMAPを超える可能性があるとしたら関ジャニかな)
確かに歌もダンスも嵐の方が上手いといえば上手い。
というか、SMAPは、ジャニーズの中でも歌やダンスにそんなに秀でているわけではない。
それなのに、やっぱりSMAPが1番、と思わせる魅力がある。
5人が揃った時の、何とも華のある佇まいというか。
歌にしても、5人の声が合わさった時の、独特の説得力を感じさせるし。
例えば、赤い公園の津野米咲が書いた「JOY」。
津野米咲曰く「この歌詞はSMAPが歌うからこそリアルな説得力が生まれる」
それは「がんばりましょう」や「夜空ノムコウ」などにおいてもまた然り。
変にカッコつけず、気取らない、普段着のカッコよさ、みたいな――言葉にするとそんな感じだろうか。

「3.11」の年、年末の紅白歌合戦のトリで、SMAPは「オリジナルスマイル」を歌った。

笑顔抱きしめ 悲しみすべて
街の中から消してしまえ

SMAPがそう歌った時、恥ずかしながら、ちょっと泣きそうになった。
SMAPが日本にいてくれてよかった、としみじみ思った。
SMAPは日本の希望だな、と。

――そういう希望を潰えさせたのは、ジャニーズ事務所か、元マネージャーか、あるいはSMAP自身か。
もはや犯人探しをしてもしょうがないのか。
今はただもう残念というか勿体ないというか、そんな気分です。

何かファンじゃないといいながら、長々と書いてしまったけど、そういう自分に今ちょっと驚いてたりします(笑)



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