mixiユーザー(id:10719871)

2016年09月22日01:15

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フレッシュ・アンド・ブラッド

1980年に発表されたロキシー・ミュージックの「フレッシュ・アンド・ブラッド」。
「アヴァロン」と並んで、当時本当によく聴いたアルバム。
当時は勿論レコードでした(笑)
それを最近やっとCDで入手した。
ちょっと時間がかかりすぎたけど、聴けなかった時間が長かった分、感慨もひとしお。

やはり「アヴァロン」がロキシーのベストだと思うけれど、この「フレッシュ・アンド・ブラッド」も負けず劣らずの傑作。
「セイム・オールド・シーン」、「オー・イエー」、「ラニング・ワイルド」、「ノー・ストレンジ・デライト」など、本当名曲揃い。
特に「マイ・オンリー・ラヴ」は、楽曲としてロキシーのベストだと思うし、個人的にも好きな曲トップテンに間違いなく選ぶくらい愛着のある曲。
その黄昏れた美学に貫かれた音世界に深く酔い痴れてしまうのです。

ロックというのは、常に黒人音楽に影響下にあり、多くのロック・ミュージシャンが黒人音楽をいかに解釈するかに腐心してきたしてきたわけだけれど、ロキシー・ミュージックというかブライアン・フェリーほど、黒人音楽の影響を独自に解釈、昇華してみせたミュージシャンは他にいないのではないかという気がする。
ヨーロッパ的な黄昏れた美学で、R&Bやソウルを再構築してみせた音楽スタイルは、まさに唯一無二。
そんな音に改めて浸って、当時の思い出につい耽ってしまうのは、年かな、やっぱり(笑)



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