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2016年09月14日01:33

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シン・ゴジラ再び

「シン・ゴジラ」を再度鑑賞。
改めて感動に打ち震え、やっぱりすごい映画だな、と。
というか、また観たい。
リピーターが多いという話も頷ける。
今回は前回品切れだったパンフレットをゲットできたのも嬉しかった。
――で、そのパンフで竹野内豊のコメントにハッとさせられた。
曰く「ゴジラに都市が破壊されていくことへの想いというのは、敗戦国にしか描けない何かがあるのではないか」

これは、ちょっと目からウロコだった。
いうまでもなく破壊のカタルシスこそが、怪獣映画の最大の魅力。
海外の怪獣というか巨大モンスターもの、例えば「ジュラシック・パーク」なんかでも、破壊のカタルシスがどうにも物足りない、という不満をずっと抱いていた。
この前のハリウッド版「ゴジラ」では、多少は解消されたものの、それでもまだ物足りないものはあった。

しかし、竹野内豊のコメントを読んで、怪獣映画の破壊のカタルシスをもたらしていたのは、空襲や原爆投下で都市を廃墟にされた敗戦国としての記憶だったのかもしれない、と思うようになった。
やはり怪獣映画は、日本独自の文化ということになるのかな。

蛇足だけれど、怪獣映画などで、群衆が逃げ惑うシーンは、日本人が1番うまいというかリアリティがあるような気がしていて、それはやっぱり先の戦争での空襲から逃げた記憶が関係しているのかもしれない(?)

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