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2016年06月20日01:50

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赤い公園、ツアー・ファイナル

6/16(木)、ZEPP ダイバーシティ東京にて、赤い公園のツアー・ファイナル公演を観た。
赤い公園のライブを観るのは、約1年半ぶり。
なので、すごく楽しみにしていたのだが、残念ながら、前回ほど良くはなかった。

原因は、演奏というよりは、おそらく音響の問題。
前回のライブでは、メンバー個々の演奏の音が一体化した「音塊」となって、体を震わせ、それが最高のロック・カタルシスを味わわせてくれたのだけど、今回は前回ほどには「音塊」が顕現しなかった。
スタートした時から、ドラムの音がちょっとでかいかな、という感じはあったのだが、それでもドラムが演奏全体を引っ張るような勢いがあって、それはそれで最高だった。
5〜6曲目あたりから、音響バランスが狂ってきたような感じが出てきて、カタルシスを味わえなくなってきた。
曲によっては、轟音の中でヴォーカルがかき消されることもあって、こうなると半ば騒音に近い――というのは、さすがに言い過ぎかな。

でも、トークタイムを挟んでの後半からは音響が持ち直してきて、そこからの何曲かは申し分ない仕上がりだった。
特にライブでの定番必殺ナンバー「ふやける」は、前回同様圧巻の演奏。
超弩級の轟音は、赤い公園がロックバンドとして最強であることの証明といってもいいくらい。
この音に全てを委ねたい――そんな恍惚(?)すら覚えていた。

――とまあ、そんな感じで、やや期待外れではあったものの、ライブバンドとしての赤い公園の魅力は充分堪能できたかな、と。
こういう音響の問題は、赤い公園に限らず、よくあるといえばよくある。
会場が同じでも、日によって音響の良し悪しが分かれることもあるし。
まあ、ライブは水物ということかな。
だからこそ、スリリングで面白いわけだけれど。

では、赤い公園のライブ動画で、この日のライブでも披露された「サイダー」を紹介。
ライブバンドとしての赤い公園のポテンシャルの高さを感じてもらえたらな、と。





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