mixiユーザー(id:1362523)

2008年10月27日00:09

224 view

台北の近代建築(3)総統府

日本統治時代に総督府として建てられ、現在は総統府として使われています。台湾最大級の建物。
コンペで設計が選ばれましたが、審査員には辰野金吾や伊東忠太が名を連ねています。選ばれたのは長野宇平次。1919年に竣工しました。
かなり大きくて迫力のある建物です。赤煉瓦の5階建てで、よく見ますと正面部分がベランダ、つまりコロニアル様式になっています
1945年に爆撃を受けて一部破壊されましたが修復されました。ただ、玄関正面の装飾は戦後間もないころで材料や技術などの問題で、当初のものよりシンプルなものになってしまいました。

平日の午前だけ参観ができます。かなり厳重で、パスポート提示が必要で、荷物も預けなくてはいけません。胸に参観証のワッペンをつけます。現役の政府機関ですから仕方がありません。参観は1階部分で、台湾の歴史関連の展示があります。日本語で案内してくれる人がいました。
まず爆撃前の総督府の史料や写真、それから歴代総統を紹介する展示。「総統」は国民党の総統です。ですから蒋介石以後。書類や写真などが展示してあります。国民党政府が台湾へ移ってきたころ、アメリカの援助を受ける様子などを示した写真もあります。しかしさすがに大陸奪回までは援助し切れなかったようで。
李登輝時代は台湾のターニングポイントです。戒厳令が解除された直後で、民主化が進みました。
そしてすっかり数が少なくなった、台湾と国交を結んでいる国の紹介。

また、台湾各地の特産品も紹介しています。日本時代に各地の産物の調査が行われ、産業が奨励され、そしてその物産を運ぶために鉄道が敷かれました。このように、日本統治時代に台湾の近代化が進められたのです…という説明を受け、「大陸では絶対言ってもらえない言葉だなあ」と思いました。
そして鉄道の主要駅の模型と写真もありました。うう、すてきな近代建築ばかり。
内部が中庭になっていて、植わっている木の説明もしてくれました。

0 5

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2008年10月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031