mixiユーザー(id:1362523)

2008年10月14日00:57

186 view

台湾旅行記(13)台北2・故宮博物院2

清朝になりますと、工芸品が多くなります。磁器では紛彩(ふんさい)の技法が開発され、精緻な絵付けがされています。明の景泰帝の時代に編み出された技法の「景泰藍(けいたいらん)」と呼ばれる七宝焼きもあります。豆粒のような小さい彫刻とか、象牙のうすーーーい板に透かし彫りした籠とか、信じられないような技巧を凝らしたものがたくさんあります。でもこのへんは「アンビリーバボー」「スゴーイ」と感心はしますが、それだけというか…。

膨大な展示品を見ていたら疲れてきたので、ランチでも…と思いました。リニューアル後はきれいなカフェやレストランができています。最上階、4階の飲茶レストラン「三希堂」へ行くことにしました。「三希堂(さんきどう)」というのは乾隆帝が紫禁城に作った小さいプライベートルームの名前ではありませんか。三畳ほどの小さな部屋で、ここで乾隆帝はお気に入りの骨董を鑑賞したり、書をたしなんだりしていたのです。
もちろんレストランは三畳どころかもっと広いです。シュウマイを頼み、ウーロン茶でゆっくりくつろぎました。

さて、その先は絵画の特別展です。今回浙派の特別展が開かれていました。山水画の大作がずらーっと並んでいます。ながめていると幽玄の世界に引き込まれるようです。うっとり…。書画の展示は定期的に入れ替えてるそうです。そうえば宋の徽宗の書画がなかった…。残念。
書はよくわからないのでほとんど素通り。

残りはガイドツアーで最初に見た部屋。清朝の工芸品です。細かい細工のミニチュア文房具とか、当時の家具とか。それから清代の史料集。美術工芸品ばかりではなく書籍もたくさんあって、歴史の研究のための重要な史料です。特別展で古代の地図の展示もありました。
仏像の部屋もあります。ほとんどが新しいチベット仏教のもの。清の皇室はチベット仏教を信仰していました。その中に小さい北朝〜唐代の仏像が数点ありました。
また1階の廊下部分には「清明上河図」の写しがあります。長い絵巻で、本でも一部しか見られなかったのが全景見ることができます。ここに収蔵されてるのは清代の写しらしく、色が鮮やかです。

これで入れる部屋はほぼ入ったことになります。
参観が終わった後の楽しみはミュージアムショップです。地階に大きなショップがあります。新しくてきれいです。地階と言っても山すそに建っている博物院なので、片側は外が見えて出入りもできるようになっています。
リニューアル後にミュージアムグッズをパワーアップさせたようで、さまざまな商品があります。日用雑貨やらTシャツやハンカチ、文房具セット、おはしなど。本もあります。図録も大きいのを買いました。
それからマウスパッドも買いました。自分の家ではノートパソコンなので不要ですが、職場で使ってるマウスパッドがもらいもののチャチなもので、かなりくたびれてきたので新しいのが欲しかったのです。中国絵画のマウスパッドで、絵は渋めなのに地が金色、という派手なのか地味なのかわからない代物です。でもいざ使ってみると、マウスのすべりもよく、中国絵画をながめながら仕事ができて楽しい気分になれます。

ここは敷地も広く、中国庭園もあるらしいので、外に出て周囲を散策することにしました。まず出口を出てこのメインの建物の写真を撮ることにします。観光客がたくさんいて写真を撮っているので、写してもらうのも簡単そうです。…と思ってカメラを取り出したら…雨が降ってきました。朝はあんなに晴れてたのに!(一つ前の日記の写真参照)。みんなあわてて建物に入ってきます。雨はどんどんひどくなります。やむのをしばらく待ってみましたが全然ダメです。
けっこう待ってみましたが、どうしようもなさそうなので、あきらめて帰ることにしました。地階にバス停が入ってますので、濡れずにバスに乗ることができます。
結局外を回ることもできず、博物院の写真も入るときに正面を撮ったものだけ。中をゆっくりじっくり見ただけでも良しとするしかありませんね。中国の美術と歴史は堪能しましたから。
0 11

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2008年10月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031