■時々刻々
●白玉の歯にしみとほる秋の夜の
酒はしずかに飲むべかりけれ
そんな歌もあったと、思いつつ
秋の深まりを感じる。
●きょう、孫の運動会に行く。
この子が幼稚園に通いだしたとき
その送り迎えをやった。
いま、四年生になった。
●小学校のすぐそばの団地には
百日紅のピンクの花がまだ残っていた。
花壇には曼珠沙華が咲き誇っていた。
●すぎた五年は早く、
孫の幼稚園や小学校の景色を
つい、この間のように眺めている。
●変わらぬように見えて、いつのまにか
変わっていく季節のように
日々、時々刻々
移り変わる、時の流れのあることに
いま、あらためて気づく。
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