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2008年09月28日18:26

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●うみうし独語(279)/■時々刻々

■時々刻々

 ●白玉の歯にしみとほる秋の夜の
  酒はしずかに飲むべかりけれ

  そんな歌もあったと、思いつつ
  秋の深まりを感じる。


 ●きょう、孫の運動会に行く。
  この子が幼稚園に通いだしたとき
  その送り迎えをやった。
  いま、四年生になった。


 ●小学校のすぐそばの団地には
  百日紅のピンクの花がまだ残っていた。

  花壇には曼珠沙華が咲き誇っていた。


 ●すぎた五年は早く、
  孫の幼稚園や小学校の景色を
  つい、この間のように眺めている。


 ●変わらぬように見えて、いつのまにか
  変わっていく季節のように
  日々、時々刻々
  移り変わる、時の流れのあることに
  いま、あらためて気づく。


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