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2006年02月16日16:18

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●寄り道ついで (51)/■一皮むける

■感情をはがす

 ・「一皮むける」とか、「大人になる」という言い方があるが、
  自分がそういった経験をし、その自覚をもっているかというと、
  私には、その自信がない。


  いつまでたっても、あまり変わっていない自分、成長のない
  自分がそばにおり、立ち止まる。



 ・とは言え、ハッと自分の未熟さに気づかされ、その驚き・発見で
  「自分」を少し離して見ることができるようにはなった。


  発見以前の「自分」と、発見以降の「自分」とを区別し、
  今の「自分」から、過去の「自分」を見ることはできるように
  なったと思う。


 ・それは、たとえば、ひとの「親になる」という経験というか
  自覚を持ったときも起きた。


  http://mixi.jp/view_diary.pl?id=58905867&owner_id=1040600




 ・「泥をかぶる」というのも、こんな経験・感覚なのかもしれない
  と、思う。

  もし、自分のことであれば、いつまでも拘泥し、未練というか
  自分の感情から自由になることは、なかなか困難である。


  しかし、これがもし、自分のことでなく「ひとのため」であれば、
  意外と、あっさり、怒りや悔しさや憤りといった感情を脱ぎ捨てて
  素直に頭を下げることができる。


 ・生身の体から、生の感情をはがすのは、痛い。
  せいぜい、我慢して、押し殺して、どうにかすり抜けるくらい
  のことで、「一皮はむけない」。


  しかし、他人のことで、自分が被ったいわれなき非難や、
  他を利するためにすすんで受ける困難などのときは、
  一次的な生の感情は私にはなく、私の感情は二次的なものである。

  だから、そのときの自分に起きている感情は、意外と簡単に
  はがすことができる。



 ・もし、同じように、自分を他人のように、もう少し遠くへ離し、
  その自分の感情をはがすことができたら、私は「一皮むけて」
  「大人になる」こともできるような気がする。


  だが、自分を他人のように、突き放し、遠くから見るのが
  またまた、むずかしい。


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