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2006年01月12日02:58

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●寄り道ついで (20)/■二冊目

■「ビョーキ」

 ▼昨夜も、妻に叱られる。

  「あんた、何時と思てんねン」

  「もう、絶対パソコン壊してやる!」
  「ウソと思とうやろ。ウソ違うデ!」
  「目〜さめたら、壊れとるから!」

  そそくさと寝る。


 ▼妻は、夜回りのように
  いったん寝て、トイレにたったとき
  私の部屋をのぞく。

  私は、食事のあと、いったん寝て
  起きだす。


 ▼妻は、私の体を心配しているのである。
  けっして嫌がらせではない。

  私は、そのことはよく承知している。
  体のことは、自分でも考えているつもり。

  しかし、妻は認めない。

  「なんぼ言うても、わからん!」
  「もう、パソコンつぶすしかない!」

 ▼この攻防は、まだまだ続きそう。
  ある日、目が覚めたら、ほんとに
  パソコンが破壊されているかもしれない・・・。

  きょう、妻はまだ寝ている。



■これも「ビョーキ」

 ▼昨日は、3連休の最後の日。北須磨歯科の予約日。
  いつものとおり、歯医者の帰りに「カフェ・グレイス」に寄る。

  きょうは、「本」を持ってきた。
  清水義範(著)『「大人」がいない…』 (ちくま新書)
  これを読む。

  野村一夫(著)『未熟者の天下―大人はどこに消えた?』 (青春出版社)

  の続きで読んでいる。こちらは「大人のすすめ」のようである。
  どちらかと言うと、「大人向け」でなく、「小人向け」に
  やさしく、「大人になろうよ」と書いている。


 ▼読み終わって、まだ読みかけやら、パラパラ、ページをめくった
  だけの「本」が家にいっぱいあるのに、本屋に寄った。


 ▼これが、まずかった。
  長男から「お年玉」をもらったり、いよいよ「年金」が支給される
  ということで、気が大きくなったのか、あれこれ買ってしまった。

  普段なら、買わない「本」を買った。
  たとえば、「トンデモ本」的な本や、時勢を反映するような本を
  買った。

  買うまでもない「本」を買った。
  でも、私はこの手の「本」が嫌いではない。
  時代が読めて、楽しい。
  
 ▼それこそ、パラパラとページをめくるだけの「本」もある。
  30分か、そこら、拾い読みするだけで終わる「本」もある。


  ひどいときは、ページを開かず、そのままになる「本」もある。
  だったら、何で買うの?、ということになるのだが、
  猫にマタタビ のようなもので、そのときどきに、私を誘引する
  媚薬の香りが「本」にはあり、それに難なくはまるのである。


 ▼だから、お金があっても決して買わない「本」と、お金がなくても
  つい買ってしまう「本」とがある。その両者が入り混じることはない。

  ときとして、問題なのは、買いたい「本」を買ったのか、
  それとも、買いたいのを辛抱して買わなかったのか、それを忘れて
  同じ「本」を二冊買うことである。



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