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2006年01月06日20:37

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●寄り道ついで (17)/■眼も乾く

■「クーラー」

 ・ここに引っ越してくるまで、明舞団地では「クーラー」があった。
  引越しの際、その「クーラー」はご近所の方にあげた。

 ・須磨離宮の裏手、栂尾山の北斜面に位置するわが「横尾団地」では
  まだ、「クーラー」を使ったことがない。使うよりも何よりも
  我が家に「クーラー」がない。

  夏、須磨から離宮道を通って、横尾方面に登ってくると、
  「国立こども病院」あたりで、急に気温が下がるのがわかる。


 ・私のところは「横尾5団地」の5階建ての1階部分で、東端の
  号室だから、風がよく通る。うしろは「中公園」で、前には建物が
  ない。

  それで、「クーラー」をもう20年以上、使ったことがない。



■「エアコン」

 ・いまでは、「クーラー」は「エアコン」となり、冷暖房兼用に
  なっているので、「エアコン」がない我が家では、冬の暖房は
  もっぱら「コタツ」である。

  私の部屋には「ガス・ストーブ」があるが、居間は横長で大型の
  テーブルタイプの電気の「コタツ」である。

  ここで、私はよく「うたたね」をする。そして、朝までここで
  寝ることもよくある。
  隣の部屋にいけば、妻が布団に寝ているが、そこにもぐり込むより
  億劫なので、そのまま「コタツ」で寝る。



■「粉吹き爺さん」

 ・家ではそんな生活をしているが、「コタツ」や「ガス・ストーブ」は
  「エアコン」の暖房とくらべると、室内の乾燥度はそれほどでなく、
  窓ガラスには、逆に結露ができ、喉が渇いたり、「加湿器」が
  ほしいと思ったこともない。


 ・ところが、職場は2台の「エアコン」で広い事務所を暖房し、
  こまめにスイッチを切るのだが、それでも眼が乾くくらいに
  乾燥する。

  頬もヒリヒリしてくる。ときどき保湿剤入りのクリームを
  手や顔に塗る。それでも、皮膚という皮膚から水分が奪われていく。


 ・もともと「かさつき肌」の私は、この暖房が苦手である。
  肌がカサカサに乾く。

  妻は、私の肌着を洗濯するとき、シャツやパッチを必ず裏返して
  振る。すると、細かい白い粉がパーッと拡がる。あたり一面
  白い粉が舞う。


  私の腕や脚から剥離した「皮膚」が、細かな白い粉になって
  飛散しているのである。
  妻は、はたくたびに、顔を横にそむける。

  灰を撒いて、みごとに桜の花を咲かせた「花咲か爺さん」ならぬ
  「粉吹き爺さん」となって、私は冬の間、妻を悩ませている。


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