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2006年01月04日03:05

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●寄り道ついで (15)/■日付かわって

■「日の名残り」

 ・もう日付がかわって、きょうは4日。
  きょうから仕事が始まる。
  まあ、夜が明けるまでは3日の続き、
  現在、1月3日26時15分。

 ・「お正月」の余韻を楽しむように
  だらだらしながら、おせちの残りや数の子で
  焼酎をちびちびやって、TVを昼間、観ていた。

 ・神戸ケーブルTVの30ch「ムービープラス」で
  映画「日の名残り」をやっていた。

  http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=10739

  たまたま、TVをつけたときに、やっていた映画だったが
  ちょうど始まったばかりで、英国の名門貴族の屋敷に仕える
  老執事の半生の回想話だった。

 ・ていねいに作られていた。いい映画だった。「執事」という
  仕事を丹念に描いている。


 ・むかし、「召使」という映画もあった。

  http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=14257

  これは、学生時代に観た。「召使」という職業における
  人間の支配・被支配を描いた名画だと思った。


 ・そして、ふと、私たちの置かれている状況と重ね合わせてみた。

  「支配・被支配」と「自分の位置」の取り方について。
   政治における「権力と一般大衆」、そして「参画」。
  また、仕事における「お客と自分」のことも考えた。

  黙々と私たちは、仕事をする。社会で生活もする。
  そして、仕事でも、生活でも、どのように自分をコミットさせるか
  考える。

  「執事」のように、あるいは「召使」のように、
  自分の位置取りを定めて、自分を表出せずに、思いを
  秘めて、日々従事しているのかもしれない。

  そんなことを思った。

  ふたつとも、推薦できる「映画」だ。
  もし、観られたら、何を感じたか、いっしょに語りたい
  映画だった。


  もう5時間もすれば、私の今年最初の仕事が始まる。


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