■孫たち
・きょうは休みだったので、ビンボーな娘の家の孫たちを
散髪に連れて行くため、家を出る。
妻から5万円を預かり、途中、郵便局に寄って
孫名義の郵便貯金に入金する。娘の今月の赤字分の補填である。
私は、娘のところの3人の子供、孫たちに、月1回、
地下鉄とバスを乗り継いで会いに行く。一番下のAも
小学1年生になり、私より友達といっしょに遊ぶほうが
よくなってきたので、出かけても、孫と一緒に遊ぶことは
もうなくなった。
娘が近くのスーパーで働くようになってから、妻と私が
交代で、Aの幼稚園のお迎えに行っていた。その頃は
よく一緒に遊んだ。
だから、孫の顔を見ることも目的ではあるが、いまでは
月1回のお出かけは、孫を散髪に連れて行くことと、
中学1年のS(男)に2000円、小学5年のT(女の子)と
1年のA(男の子)にそれぞれ1000円のお小遣いを
届けに行くことが主な仕事だ。
お小遣いは、近くの郵便局にいっしょに出かけ、それぞれの
名義の通帳に入金する。お小遣いといっても、これは貯金だ。
ほんとうに、貯めたお金で買わなければならないもの、
必要なものがあるときでなければ、出金できないことに
なっている。
・散髪は正月になってからする、まだもう少し髪が伸びてから、
と言うので今回は見送りにして、バス道沿いの「ロイヤル・
ホスト」で好きなものを注文させ、そのあと3人を帰りのバスに
乗せ、バス停で見送って、私は学園都市に出た。
■冬にセミの話
・今年の夏、神戸でセミが大発生した。そのことについて
「日記」にも書いた。
学園都市に出て、立ち寄った喜久屋書店に面白い本があった。
「素数ゼミの謎」という本である。
アメリカで、13年と17年の周期で大発生するセミの話である。
どうして、この13年・17年という「素数」の年毎に大発生
するのか、その謎を子供向けにやさしく、しかも興味深く
書いている。
・「吉村仁」さんという静岡大学の先生が、自身の論文「氷河期に
おける周期ゼミの進化的起源」を子供向けに書き下ろし、
「石森愛彦」さんというイラストレーターが絵を書いている。
見るだけでも、たのしい絵だ。
とてもわかりやすく書いてある。1時間もあれば読めそうな
気がする。
・ルビもふってあり、もし中学1年のSが声を出して読めば
兄弟3人で楽しめるかもしれない。
まぁ、私が同じ年恰好の頃、活字が嫌いだったように
「本」よりはサッカーかも知れない。
そう思いながらも、孫が読んでくれたらと思って、買った。
■案内
・
日記「総目次」 −テーマ別−
・
「Home」&「更新記録」
ログインしてコメントを確認・投稿する