■ほんとうに「消えた」のか
・野村一夫「未熟者の天下」の副題は、「大人はどこに消えた?」
である。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%96%A2%8F%6E%8E%D2%82%CC%93%56%89%BA
しかし、私は、「大人」は消えたのではなく、どこかに行ったのだと
思う。
「大人」はいるが、隠れてしまっている。「大人」が見えなくなっている。
どこに、「大人」がいるのか。遠方のどこに、「大人」がいるのか、
訪ね、探し出し、そして自分のどこに、「大人」を求めればよいかを
それを問わねばならない。
■「大人」とはなにか
・まず「大人」とは何か。
質問が、答えの大半を決定する。それは、なりたいものか、
なりたくないものか。
ほっておいてもなるものか、あるいは努力してなるものか。
ひとは、何を「大人」と呼んでいるのだろうか。
・あなたは、「大人」をみたことがありますか。
もし、あなたが「大人」を知っていたら、「大人」を
みつけることができる。
もし、知らなければ、「大人」を発見しなければならない。
なにが「大人」で、なにが「大人」でないか、
それは、あなたが決めることだ。
そして、「大人」になるも、ならぬも、あなたの自由だ。
・ただ、いまはっきりしていることは、うすぼんやりと
「大人」と呼べるものが、世の中に希薄になってきたことだ。
そして、あらためて「大人」というものの価値を、見つめなおそう
としていることだ。
(もうすぐ、晩ご飯です)
■案内
・
日記「総目次」
・
「Home」&「更新記録」
ログインしてコメントを確認・投稿する