mixiユーザー(id:1040600)

2005年12月13日19:24

80 view

●intermission/ 「大人はどこに行ったか」 (2)

■ほんとうに「消えた」のか

 ・野村一夫「未熟者の天下」の副題は、「大人はどこに消えた?」
  である。

  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%96%A2%8F%6E%8E%D2%82%CC%93%56%89%BA


  しかし、私は、「大人」は消えたのではなく、どこかに行ったのだと
  思う。

  「大人」はいるが、隠れてしまっている。「大人」が見えなくなっている。
  どこに、「大人」がいるのか。遠方のどこに、「大人」がいるのか、
  訪ね、探し出し、そして自分のどこに、「大人」を求めればよいかを
  それを問わねばならない。


■「大人」とはなにか

 ・まず「大人」とは何か。
  質問が、答えの大半を決定する。それは、なりたいものか、
  なりたくないものか。
  ほっておいてもなるものか、あるいは努力してなるものか。

  ひとは、何を「大人」と呼んでいるのだろうか。


 ・あなたは、「大人」をみたことがありますか。
  もし、あなたが「大人」を知っていたら、「大人」を
  みつけることができる。

  もし、知らなければ、「大人」を発見しなければならない。

  なにが「大人」で、なにが「大人」でないか、
  それは、あなたが決めることだ。
  そして、「大人」になるも、ならぬも、あなたの自由だ。



 ・ただ、いまはっきりしていることは、うすぼんやりと
  「大人」と呼べるものが、世の中に希薄になってきたことだ。

  そして、あらためて「大人」というものの価値を、見つめなおそう
  としていることだ。



(もうすぐ、晩ご飯です)


■案内
 ・日記「総目次」
 ・「Home」&「更新記録」

0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する