●日々雑感（8）

■中秋の月

　きょうは連休の初日で久々にのんびり過ごす。暦は中秋。
　「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」の日。

　最近は仕事が終わって、西神中央で喫茶店に入り、そこで
　３０分位、休憩してから家路に向かう。妙法寺に着くのが
　夕方、６時半から７時。夏場はまだ明るかったが、この頃は
　もう夕闇が迫ってきていて、暮れなずむ空に星が光り始める。

　昨日、横尾５団地の入り口あたりから見ると、４８号棟と４９号棟の
　ちょうど中間の西の空に、大きく輝く星が見える。

　金星だろうか。私が団地に差し掛かる同じ時刻に、この頃は
　いつも光っている。しかし、金星にしては大きすぎ、光り方も強すぎる。
　天体に疎いので妻に尋ねてみる。「人工衛星でしょう」と妻は言う。

　私も、そうかとは思うが、しかし、それにしても定時刻・定位置で
　チカチカせずに明るく輝くので気になる。きょうは真夜中、中公園に出て
　遅まきの重陽の宴に、空でも仰ごうか。
　


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