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2005年09月02日21:29

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●日々雑感(4)

■むしろ爽快

  朝、妻が言う。
 「やけに、ミンミン蝉が鳴いているじゃない!」

 ほんと、やけに鳴いている。クマゼミではない、
 ミンミンゼミだ。

  夕方、こんどはツクツクホーシが必死で鳴いている。
 季節の移り目、蝉の声にも「もののあわれ」を感じる
 というものを、どうしてか今年は、セミは「焼けのやん
 ぱち」叫ぶように鳴いている。

  「これがセミ生!」「これがセミの世!」
 とでも言ってるかのように、
 雨があがって、ものぐるおしく鳴く。
  
  「あわれ」を吹飛ばす、今年のセミの鳴きように
 私は、むしろ爽快さを感じた次第。


■元請け・下請け・孫請け(1)

  今の職場は、「9:00-17:00」が対居住者への営業時間。
 しかし、職場の点呼は8:10。管理組合から業務委託を受け
 ている市の住宅供給公社は、われわれの出勤状況をこの
 時点で把握する。

  公社の下に大手セキュリティー会社が業務の下請けをし、
 私たちはその会社の下で、孫受け企業のパートとして、
 このマンションの管理人をつとめている。

  私たちの就業規則は「8:45-17:15」が勤務時間。
 孫受け企業の悲しさ、委託契約で始業・終業各15分、
 はじめから公社にサービス残業し、私たちには賃金を
 払う。

  それなのに、公社は朝の点呼を8:10にすることで、
 さらに、私たちにも35分の「無給早出」を常習化する。
 お役所は強い。ほんとの始業の50分前から私たちはスタ
 ンバイする。帰り、私たちは5時になるとサッサと玄関の
 鍵を閉め帰り支度をする。そして5:15を待つかのようにして、
 FAXを入れる。

  公社とセキュリティ会社とわが社にそれぞれ「日報」を
 入れ、放火犯が現場から遁走するように一目散に職場を
 離れる。「江戸の敵を長崎で討つ」せめてもの抵抗。
 しかし、これも居住者の5時寸前の電話一本でついえ
 さる。


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