■球替え
●このマンションは10階建て1棟で、1階から3階までは
店舗、4階から10階までが住宅です。
8店舗、住宅38戸、合計46戸という少数の組合員からなる
割とこじんまりした管理組合です。
ですから、46の個人・法人が区分所有しているわけですが、
築後16年たって、空き室・空き店舗になっているところが
いくつかあります。
もったいない話です。
所有者の方は、管理費を支払いながら
部屋を遊ばせているのですから・・。
●ナラトさんが前、行ってたマンションは
6棟あって、総戸数582戸という大管理組合でした。
マンション管理組合は、区分所有法とゆう法律で
絶対に作ることが義務付けられていて、
マンションの全所有者(区分所有者)で管理組合をつくり
全区分所有者が管理組合の組合員になるわけです。
そして、本来は管理組合が、自分たちで、「共有部分」を
管理したり、相互に協力し合って快適な居住空間をつくるために
活動するわけですが、
みなさん、忙しかったり、また管理するための専門知識や
技術を要したりするので、管理会社に管理業務を委託する
わけです。
まあ、こんな話は
みなさんに、あんまり関係ないのですが、
とにもかくにも、マンションの廊下は「共有部分」です。
つまり、組合員みんなの持ち物ってことです。
ですから、廊下の天井の蛍光灯も、みんなの持ち物で
球が切れたら、みんなで責任もって「球替え」せな
ならんわけです。
●ところで、
マンションの電球の球、共有部分に何個くらいあると思いますか。
各戸の玄関外側の天井照明灯、各戸の玄関表札の照明灯、
各戸から出た廊下部分の天井にある照明灯。
これだけでも、一戸につき3個の電球(蛍光灯)がついて
います。
そのほか、消火栓の赤ランプ、非常灯、エレベーターホールや
エントランスの天井灯、内部階段、外階段、機械室、電気室、
敷地・公園の外灯、自転車置き場、駐車場の照明・・・。
たった46総戸数のこのマンションでも、共用部分で
電球の種類は約60種類、点灯箇所300箇所以上
あります。
前のマンションでは廊下の天井灯だけで1000箇所以上の
蛍光灯がついていました。
しかし、このマンション
電球の種類が、ちょっと多すぎです。
設計した人が、凝り性の人で、いろんな種類の電球を
あちこちにつけたのでしょう。
●まあ、長々と書きましたが、なんのことはないのです。
きょう、
廊下の天井の「球替え」をしました。
脚立に上って、分厚い乳白色のガラスカバーをはずし、
切れた球をはずしました。
かわった球でした。
渦巻状の蛍光灯です。
一見、ソフトクリームのようにも見えますが、
通常は「う○こ球」と呼ばれているようです。
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