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2025年12月13日00:15

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トルコ旅行記(20)エジプシャンバザール〜モスク〜ガラタ橋

ここからは徒歩観光に出かけます。まず目指すのはエジプシャン・バザールです。イスタンブールで観光客が行くバザールの一つです。もう一つはグランド・バザールで、こちらも後で行く予定です。
道を歩きながら、ガイドさんがこの道の奥にタイルがきれいなモスクがあります、と言いました。そうしたらバザールの前に着きました。前方は広場になっています。ここで集合時間を決めて、自由に買い物をしてくださいということです。

エジプシャン・バザールは、スパイスバザールとも呼ばれます。エジプトから香辛料が持ち込まれたためエジプシャン・バザールというようになりました。
バザールはアーケードのある商店街、という感じです。思ったような「アジアの市場」みたいなごちゃごちゃ感がなくて、おしゃれな商店街みたいです。きれいなお店が並んでいて、お土産もいっぱい。このバザールは通路がL字型になっています。まっすぐ行くと奥で左に曲がって、反対側の出入り口に出ます。私はお土産は会社のお土産ぐらいでいいので、あまり買うようなものもありません。「見てるだけ」です。
でも色鮮やかなイスラム模様のお皿があって、いいなー、こういうのだったら自分用にいいかも…などと思って手に取ってみました。そうしたら結構高かったのでやめました。また、じゅうたん模様のようなアラベスク模様のしおりがありました。トルコの思い出になりそうですし、しおりなら役に立つ、と思って買いました。帰ってから使おうと思ったら、ふにゃふにゃした布でしおりとして役に立ちませんでした。

たいして買い物もしないのでバザールからは早く出てきました。なのでさっき聞いたモスクに行ってみたいと思いました。しかしその前に、バザールの前に大きなモスクがあるので見てみようと思いました。ガイドブックにも載っているモスクで、イェニ・ジャミイといいます。ムラト3世の妃サフィエ・スルタンの命で1597年着工。しかし途中で建設が中断して、完成したのは60年後。その間にアジア地区の方に「ヴァーリデ・ジャミイ(皇太后のモスク)」ができたので、こちらは完成してから「イェニ・ヴァーリデ・ジャミイ」つまり「新しい皇太后のモスク」と呼ばれるようになりました。それが省略されて「イェニ・ジャミイ」と呼ばれるようになりました。
エジプシャン・バザールは、このモスクの維持費集めに作られました。なのでエジプシャン・バザールの前に建っているわけです。
スカーフをかぶり、靴を脱いで入ります。モスクの構造はだいたい同じです。ミフラーブは残念ながら工事中で足場が組まれていました。ドームのアラベスク模様は薄めのきれいな色です。

イェニ・ジャミイを出たら、さっき聞いたモスクへ向かいます。途中に猫ちゃんがいました。
狭い入り口があって、階段になっています。外国人観光客がゾロゾロ降りてきますが、せまいので全員出るまで入れません。やっといなくなって階段を上りますと、平たい高台になっていてその上にモスクが載っていました。ここはリュステム・パシャ・ジャミイと言います。リュステム・パシャは、スレイマン1世の皇女ミフリマーと結婚して大宰相までになった人物です。このモスクはミフリマーの命で建築家スィナンの設計で建てられました。なぜか商店の集まる地域が選ばれ、高い土台を築いてその上にモスクを建てました。なので周囲は地元感あふれるお店が密集しています。モスクは青いイズニックタイルで装飾されていてとてもきれいです。ミフラーブも青いタイルです。
これでイスタンブールのモスクは三つ目で、構造がだいたいわかりました。

イスタンブールの街を歩いていると、「CAMII」という標識をよく見ます。何だろうと思ったのですが、これは「ジャミイ」と読むことがわかりました。つまり「CAMII」と書いてあったらモスクがあるということです。

このあたりでだいたい集合時間に余裕で行けるぐらいでしたので、寄り道もせずに集合場所に行きました。
次に行くのはガラタ橋です。旧市街と新市街を結んで金角湾にかかる橋です。かなり広い橋で、3車線に路面電車、両側に歩道があります。橋のたもとには屋台が並んでいました。名物のサバサンドのお店だそうです。買いに行くヒマもありませんが、私は魚が嫌いなのでどうでもいいです。

驚いたのは、橋の欄干に釣り人がずらーーーーっと並んでいることです。こんなにたくさんこの橋で釣りをしているのか…。橋の向こうにガラタ塔が見えます。ヨーロッパの城塞の塔のようです。ビザンチン時代に地中海の通商を取り仕切っていたジェノヴァ人がここに土地を与えられて作ったもの。もとは与えられた土地に城壁を築き、見張り塔が建てられました。なので「ヨーロッパ風」というのは正しいわけです。城壁はオスマン時代に建材としてどんどん流用され、ほとんど面影がないほどに崩れてしまったということです。
橋の上で記念撮影タイムです。ガラタ塔をバックにしてももちろん、振り向いて旧市街側を見れば丘の上にスレマニエ・ジャミイが見えます。ガラタ塔とスレマニエ・ジャミイどちらもバックにして写真を撮りました。
ガイドさん「さあ行きましょう」と言って…回れ右。え?渡らないの?向こう岸に行かないの?
結局橋の途中まで行って、記念撮影してガラタ橋観光は終了。ガラタ塔は遠くから眺めただけでした。

そろそろお昼時です。バスでレストランに行きました。
旅行前にもらった日程表では、午前はクルーズまたは自由行動で、午後からイスタンブール観光みたいに書いてありましたが、結局午前中にエジプシャンバザールでのお買い物とかガラタ橋とか観光が入っていたのです。「自由行動」の時間がないはずです。
レストランは金角湾沿いにあり、3階に席がありました。海がよく見えていい眺めです。
そうしたら…またもや豆のスープに山盛りフリルレタスが出てきました。あうー。添乗員さんがドレッシングを回してくれました。
メインは「魚料理」ということでしたが、スズキの焼き魚が一匹どーん!と出てきました。お皿からはみ出るほどの大きさ。あうううーーー。最初の日の昼食とほとんど同じです。魚料理って丸ごと一匹焼き魚しかないのか。

スズキの焼き魚と言えば思い出すのは…。
昔、パリツアーに行った時。折悪しく狂牛病が流行っていた時期で、牛肉はダメ。メニューの多くが魚に変えられました。それだけでもゲンナリするのに、セーヌ川クルーズのディナーで出てきたのがスズキの焼き魚一匹どーん!でした。フランス料理でこんな一匹丸ごと焼き魚が出るのかとすっかり憔悴。それが「スズキの焼き魚」の思い出です。

ブルターニュに行った時は、海沿いの地方で魚料理は多かったものの、ほとんどが切り身できれいに調理され、フランス料理らしいおしゃれなとりどりのソースがかかって副菜も充実しておいしく食べられたのですが…。

ということで、海の景色だけは楽しんで昼食終了。
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