【イザヤ14章 イザヤ書本文の注目すべき相違】
ニーファイはイザヤ14章全体を引用しているが,2か所だけ重要な相違がある。二つの書の2節と4節を比較する。
「もろもろの民は彼らを連れてその所に導いて来る。そしてイスラエルの家は、主の地で彼らを男女の奴隷とし、さきに自分たちを捕虜にした者を捕虜にし、自分たちをしえたげた者を治める。……あなたはこのあざけりの歌をとなえ、バビロンの王をののしって言う、『あの、しえたげる者は全く絶えてしまった。あの、おごる者は全く絶えてしまった。』」(イザヤ14:2,4)
「人々は彼らを連れて、彼らの地に導く。まことに、遠くから地の果てまで彼らを導く。そして、彼らは自分たちの約束の地に帰る。イスラエルの家はそれらを所有し、主の地は僕のものとなり、はしためのものとなる。そして彼らは、かつて自分たちをとりこにした者をとりこにし、自分たちを虐げた者を治める。……そしてその日、あなたはバビロンの王に対して次の言葉を告げて言う。『虐げる者がどうして果てたのか。黄金の都がどうして滅びたのか。』」(2Ne24:2,4)
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