mixiユーザー(id:1940449)

2024年01月26日11:42

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進化論における偶然



あーとw中立進化論だけど 元々そういうのが好きな人は見るまでもない
でもわかりやすく纏まっててとてもありがたいと思う

この話に先行する本があって
ベストセラーのジャック・モノーの「偶然と必然」だ
非常に明確な本で人間がなぜに因果論的思考に陥って
偶然を認めようとしないのかというテーマを考えた本だ
まだ読んだことのない人は是非一度読んでほしい
すごくあったりまえのことしか書いてないw
例えば分子と分子が結合する場合 そこには何の必然性もなくどの分子とどれが結合するかなんて偶然である みたいなはなしだw
で? なに?みたいな
人間はそこに神の意志が関わっていると考え
進化論自身を憎んで排斥しようとした
いまでもやってる地域はあるw

まあ 明らかな論議なので今更口を出すところもないわけだが
でも出してくるw
何回説明してもそういう人間には意味がない
なんせ宗教だからだw
因果律を否定したら何も残らない
残らない訳にはいかないから否定するのだ

要は 進化は偶然起きる と言っただけなのが中立進化論だ
たったそれしきのことが人間は認めることができずに
ごく最近まで神がどうたらいい続けてきたわけだ
人間の脳の働きのすさまじさがわかる

遺伝子を構成する分子(この場合のミクロ)は偶然であることは明白でモノー先生も木村先生もあえて強調しなかったし そこに反論も殆どなかった
しかしマクロとしての進化は神だという
遺伝子が変化すれば形態は変わる そこに何の議論もないのに
マクロが変化するとそこに因果論を当てはめようとするw
それに対して何も恥じるところはない
この場合の「恥じるところがない」というのがポイントだ
我々は因果関係はあらゆることに対してあると思っている
そこに疑問はない 湧いてこないのだ
それを否定するのは莫大な脳の負担だw

この脳の負担を舐めてかかってはいけない
この負担を逃げるためなら
人は平気で人を殺す
世にいう宗教戦争とはそれが原因であり
無関係の人間からすればささいな宗派の違いで殺し合ったりする
で そこの何の疑問もない
湧いてこないのだw
それもこれも人間の脳はその酸素供給量にたいして酸素消費が多く
脳に負担をかけるくらいなら死んでもいいと思うのだ
もし人間が鳥のように酸素供給量が多ければ
もう少し利口になって戦争も減ったかもしれない

人間が空を飛べないのは 酸素が回らないからだ





















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