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2023年10月19日18:50

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ストロング小林さん追悼(539)

79年新日本「闘魂シリーズ」第2戦は大阪へ行き、10月27日、大阪・松原市田中建設特設リング(観衆4,000人超満員発表)大会。

ストロング小林はメインイベントに出場、猪木&長州力組とトリオを結成、ダスティ・ローデス&グレッグ・バレンタイン&ニコリ・ボルコフ組と対戦。

ローデスとは国際プロレス時代にIWA世界ヘビー級王座を賭けてシングルで2回対戦しS小林が2勝。

初回の猪木戦(74年3月19日、蔵前国技館)に敗れた後、鍛え直す為にアメリカにヒール修行に出た時、修行予定先であるWWWFの受入体制が整うまで、フロリダのCWF(チャンピオンシップ・レスリング・フロムフロリダ)でザ・デストロイヤーそっくりのマスクを被り、コリアン・アサシンとして試合をしていた時期がありましたが、

その時ローデスとシングルで3回対戦して3敗、タッグではパク・ソンナン(朴松男)と組んでローデス&同時期に全日本プロレスに来日していたドン・ムラコ組とタッグマッチで何回か対戦したことがあり、それ以来5年ぶり、日本では6年4か月ぶりの対戦となりました。

1本目は11分46秒、ローデスがS小林を体固め、2本目は7分47秒、猪木とローデスが両者リングアウトで1−1となり、2−1でローデス&Gバレンタイン&ボルコフ組が勝利。

セミファイナルは藤波辰巳とマサ齋藤のシングルマッチ45分1本勝負で11分4秒、藤波の反則勝ち。

セミ前は坂口征二とペドロ・モラレスのシングルマッチ30分1本勝負で8分31秒、回転エビ固めでモラレスがフォール勝ちをしました。パット・パターソンは木村健吾を8分13秒、片エビ固めで降しています。

山本小鉄が久しぶりに試合に出場、星野勘太郎とのヤマハ・ブラザーズを結成し木戸修&平田淳二組と対戦、12分14秒、星野が平田を体固めで破りヤマハに軍配が上がっています。永源遙と藤原喜明のシングルマッチは9分59秒、永源が逆さ押さえ込みでフォール勝ちし、器用な一面を見せています。

第3戦は東京に戻り、10月28日、東京・練馬区大泉東映東京撮影所内特設リング(観衆4,300人超満員発表)大会。

メインイベントは猪木&藤波&木村健組とローデス&パターソン&Gバレンタイン組の金髪トリオが対戦した6人タッグマッチ。1本目は11分3秒、Gバレンタインが木村健を体固め、2本目は3分43秒、日本組の反則勝ち、決勝の3本目は5分41秒、猪木がGバレンタインを回転エビ固めで破り、2−1で猪木&藤波&木村健組が辛勝しました。

セミファイナルは坂口とM齋藤の明大同期の桜対決、シングルマッチ45分1本勝負で7分10秒、坂口の反則勝ち。セミ前は長州とモラレスのシングルマッチ30分1本勝負で10分、モラレスが逆さ押さえ込みでフォール勝ちしています。

S小林は永源とで対戦、11分9秒、片エビ固めでフォール勝ち。ボルコフは木戸を8分36秒、体固めで撃破。星野と藤原のシングルマッチは11分14秒、星野が首固めで勝利を飾りました。

1日の移動日を経て東北・北海道サーキットへ。第4戦は10月30日、秋田県能代市体育館(観衆1,800人発表)大会。

メインイベントは猪木&長州組がサンフランシスコでは因縁のあるパターソン&M齋藤組と対戦。1本目は16分19秒、日本組の反則勝ち、2本目は3分47秒、猪木がM齋藤を体固めで破り、反則含みながら猪木&長州組が2−0のストレート勝ちを飾っています。

セミファイナルは藤波とモラレスのシングルマッチ45分1本勝負。前回、78年7月2日、「サマー・ファイト・シリーズ」立川競輪場横駐車場特設リングでの初対決は15分6秒、モラレスのリングアウト勝ちに終わっていますが、今回も24分51秒、モラレスのリングアウト勝ち。

太る前のモラレスは藤波に似たタイプでもあっただけにこの対決もテレビ中継でじっくり見たかったカードです。

セミ前はローデスが木戸を3分53秒、体固めで一蹴、坂口はGバレンタインに10分17秒、反則勝ち。

S小林は木村健と組んで星野&藤原組と対戦、16分3秒、S小林が藤原を体固めで破りS小林&木村健組に軍配が上がっています。ボルコフは永源を6分48秒、体固めで降しました。
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