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ケリー・ライカート監督脚本
ミシェル・ウィリアムズ ホン・チャウ
A24製作。A 24というだけで、意識高いシネフィルが飛びつきそう。
陶芸作家の主人公(ウィリアムズ)はアートスクールで働きながら個展を開く。
性格的に合わない、自身もアーティストである家主(チャウ)ともめたり、
兄弟のことで悩んだりする。
まず現代アートという閉ざされたコミュニティが受け入れられない。
主人公も家主も生み出している作品に全く心を動かされないのだけれど、
このコミュニティ内ではそれなりに認められ、相手も認めているという
馴れ合いの構造。
これが単館系の映画を観に集まるシネフィル達と重なってみえてきて
困る。話という話もなく、日常を切り取った雰囲気映画。
主人公の作品も映画自体も退屈。芸術に対する内から湧き上がる
創作への熱意は一切感じられず、芸術家の環境で育ったため、
なんとなく芸術しているという人間を描き、アート界隈を批判的に
とらたということでもなさそうだし。
映画好きな自分が好きという人のための映画。
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