最近購入したCD。
●尾高惇忠 (1944-2021)
「音の海から」
・牧歌
・秋の一日
・ソナチネII
・フーガ
・パリの幻影
・お洒落なパリジェンヌ
・ワルツの戯れ
・哀歌
・春の足音
・即興曲
・短三度の幻想
・レクイエム
丹羽悦子 (ピアノ)/野田清隆 (ピアノ) (2016録音、FONTEC)
先日2/11(土)のコンサートで、尾高惇忠のピアノ協奏曲を演奏したあとに、野田清隆がソリスト・アンコールで弾いたのが「春の足音」。その時に初めて聴いたのだが、軽快なアレグロの、聴いていてウキウキするような楽しい曲だなと思った。この曲を含む「音の海から」のCDがあるというので購入したもの。後半6曲が、その野田清隆の演奏だ。
素朴な味わいのある曲から、いろいろと盛り込んだものまで、素敵なピアノ小品集である。先日の演奏会でも聴いた「春の足音」は、まさに今の季節にふさわしい曲。「プロもアマも問わず、多くの人に弾いてもらいたい」と自身が言う作品集であり、演奏する人によって、いろいろな味付けが出来そうな感じがする。(私でも弾けそうと思ってしまいそうな曲もあるが、実際はそんなことはないだろうな。)
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