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2022年03月22日03:43

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イザヤ2:3

【「律法はシオンから出,主の言葉はエルサレムから出る」】
ジョセフ・フィールディング・スミス大管長は,このイザヤの預言の言葉について次のように説明している。
「わたしたちは預言者ジョセフ・スミスに与えられた啓示からシオンの町と新エルサレムが同一の町であることを知っている〔教義と聖約28:9;42:9;45:66-67;57:2;58:7〕。...
昔からあるエルサレムは,ユダヤ人がすべての罪から清められ,聖別された後で,聖なる町となり,そこに主が住まわれることになる。主はそこから御自分の言葉をすべての民に送られるであろう。同様にこの〔アメリカ〕大陸にもシオンの町,新エルサレムが築かれ,そこから神の律法が出ていくことになる。この二つのことの間に矛盾はない。なぜならば,いずれの町も世の贖い主の本部となり,そこから必要に応じて布告が出されるからである。エルサレムはユダとイスラエルの家のそのともがらの集合地となり,シオンはエフライムとそのともがらの集合地となる。後者の方に「さらに貴い祝福」が与えられる。...
シオンの地とパレスチナにある二つの町は,福千年の間,神の王国の首都となる。
さて,準備が進められ,イスラエルが集合している間に,多くの民がシオンの地に来てこう言っている。『さあ,われわれは主の山に登り,ヤコブの神の家へ行こう。』末日聖徒がこの預言を成就している。なぜならば,末日聖徒は全地の四隅から集められており,この山岳地帯の谷あいに来て主の家に入っているからである。ここで彼らは回復された福音から主の道を学び,現在完成された神殿で祝福を受けている。さらに今後それほど遠くない将来に,主はシオンの町の建設を命じられるだろう。またパレスチナにあるエルサレムは時が来れば清められ,聖都となって,ユダヤ人の住まいとなるだろう。そのとき彼らは清められ,イエス・キリストを贖い主として受け入れていなければならない。」(『救いの教義」3:62-64)
聖徒たちが二つの世界本部の設立の時を待っている間にも,律法を送り出していくという原則は,福音とその祝福を広めるという業だけでなく,福音の業が根を張れるような条件を整備していくという業にも深くかかわってきている。ハロルド・B・リー大管長は次のように言っている。
「わたしはこれまで,律法はシオンから出るという言葉の意味を度々考えてきた。何年か前,幹部の兄弟たちとアイダホフォールズ神殿へ行ったとき,わたしは大管長会のささげる霊感に満ちた祈りの中で,この『律法はシオンから出』という言葉の定義を聞いた。大管長会の言われた言葉に注目していただきたい。『我らは汝に感謝し奉る。我らに立憲政体を授けし人々が,汝の目にかないたる賢き人々にして,まさにこの神聖なる文書〔合衆国憲法を指す。教義と聖約101:80参照〕を産み出す目的をもって汝がこの人々を挙げたりとの啓示を,汝らは我らに下し給えり。...... 我ら祈り奉る。天の下,あらゆる王や統治者や万国の民が,自由であるがゆえにまた汝の導きがあるがゆえに,この国の人々が享受せし祝福を同様に受けんと願い,同様な政治形態を採用せんとの強い気持ちを抱かんことを。かくして,「律法はシオンから出,主の言葉はエルサレムから出る」とのイザヤとミカとの古代の預言が成就するものなり........』(『インプルーブメント・エラ』1945年10月号,p.564)」(「永遠の命への道」p.15)
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