VOESの構造を今一度確認する。
画像はハーレー純正である。
負圧がかかっていない状態ではスプリングの力でダイヤフラムは右に押さえつけられている。
接点は離れているのでスイッチはOFF。
負圧がかかるとスプリングの力に打ち勝ちダイヤフラムは左へ動き接点は閉じる。
スイッチはON。
調整ネジでスプリングをより強く押し付ければ、より大きな負圧が掛からないと接点が閉じないようになる。
純正のスプリングはS&S製に比べるとなんとも細い。
エンジンがノーマルならこれでも問題ない。
僕のはピストンを変えて圧縮比が上がっているので役不足なのだろう。
S&S製のVOESで対応できたがそれでも目いっぱいまで調整ネジを締めこまなければならなかった。
もっと強いスプリングに変えるべきなのだろう。
構造図を見ればわかるが負圧経路と調整ネジ部は通気している。
通常ここにメクラ蓋をしている理由はこれだろう。
気をつけないと2次エアを吸ってしまう。
完全に調整が終わったらメクラ蓋したほうが良いだろう。
ログインしてコメントを確認・投稿する