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2021年07月13日05:31

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ジャンボ鶴田怪物伝説(814)

86年「創立15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」第8戦、11月29日、青森県三沢市総合体育館 (観衆2,900人満員発表)大会。

メインイベントはジャパン維新軍団とカルガリー・ハリケーンズ&国際血盟軍混成チームの6人タッグマッチ60分1本勝負、長州力&谷津嘉章&アニマル浜口組とスーパー・ストロング・マシン&阿修羅・原&ヒロ斉藤組の対戦、この中で原だけが新日本プロレスからの移籍組ではないという組み合わせ。(浜口と原は言うまでもなく国際プロレスの先輩後輩)試合は長州が9分52秒、リキラリアットからの体固めでH斉藤からフォール勝ち。
  
公式戦は2試合組まれ、前年度優勝チームのスタン・ハンセン&テッド・デビアス組vsリック・マーテル&トム・ジンク組の対戦。前日の札幌中島体育センターで長州&谷津組に痛恨のリングアウト負けを喫しているハンセン&デビアス組は2連覇に向けて、連日の無得点試合は許されません。

一方のマーテルも、ハンセンは前85年12月29日にニュージャージー州イースト・ルーサーフォード・ブレンダン・バーンアリーナでAWA世界ヘビー級王座を奪われた因縁の相手。ホームリングであるカナダ・ケベック州モントリオールでのリターンマッチも失敗に終わっており、ここは日本でハンセンに一泡吹かせたいところでしたが…。ハンセンとマーテルが場外戦となる間に、デビアスがジンクへパワースラムを決め、10分29秒,片エビ固めでデビアスがジンクを撃破。

ハンセン&デビアス組は4戦3勝1敗、失点2の6点で得点上は首位の鶴田&天龍組に並び、マーテル&ジンク組は4戦1勝3敗、失点6の2点となりました。

セミ前に組まれた馬場&タイガーマスク組とラッシャー木村&鶴見五郎組の国際血盟軍の公式戦は、R木村と鶴見がレフェリーの静止も聞かず、馬場へ鉄柱を使っての股裂き攻撃を続け10分27秒、反則負け。馬場&タイガーマスク組は3戦2勝1敗、失点2の4点、R木村&鶴見組は3戦3敗、失点6の0点で片眼は開かず。

鶴田は石川敬士と組んでドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスと対戦、18分36秒、ドリーが石川を逆さ押さえ込みに丸め込んでファンクスの勝利。
       
キラー・カーン&テリー・ゴディ組は天龍&大熊元司組と対戦、11分50秒、Kカーンがコーナーポスト最上段からのダイビング・ダブルニードロップからの体固めでタフな大熊からフォールを奪いました。

第3〜5試合は全日本対ジャパン、マイティ井上&サムソン冬木組vs小林邦昭&寺西勇組の「虎ハンターコンビ」は4人中3人が国際プロレス出身。11分52秒、両チームリングアウトの引き分けとなりました。ハル薗田と栗栖正伸のシングルマッチは14分3秒回転エビ固めで薗田の勝利。  

渕正信&小川良成組と永源遙&保永昇男組は10分16秒、逆エビ固めで保永が小川からギブアップ勝ち。後に日本マット界でもいぶし銀の技巧派職人として全日本プロレスと新日本プロレスでメインイベントを務めることになる小川と保永ですが、この時はまだデビュー2年目の小川は7年目の保永には歯が立ちませんでした。

ジャパン同士の仲野信市と笹崎伸司のシングルマッチは7分1秒、ドリルアホール・パイルドライバーからの体固めで仲野の勝利。第1試合の全日本対ジャパン、百田光雄が佐々木健介を7分43秒、バックドロップからの体固めで降しました。
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