mixiユーザー(id:797017)

2021年05月28日05:47

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さすがにキツイな・・・

現在の赴任校、さすが有名な生徒指導困難校・・・いろんなことがあります。
まあ、まず赴任する時にいきなり担任要請があった時点でそれは明白に解ってた。
再任用のロートルに担任してくれって普通はなかなか無いことだよ。
こういう生徒指導の厳しい学校ならスタッフが揃って担任配置もしっかりしているはず。

それがこんな状態なら学校の内情は推して知るべし。てか予想以上だった・・・。
まあ、こういう学校なんでそれなりの実績や実力を持った職員も多いわけです。
ところがそれがうまく機能していない感じがする。いがみ合いの多い職員状態。

子どもたちが実に個性的ですね。まず学力が極端に低い!驚くほど出来ない。
授業を進めていくと解ってくる生徒の状況。まず自分から考えないのが多いこと。
どれだけ説明をしても全く聴いていない!ならどうする?
そう。ひとりひとり巡回して直接教える!こんなに効率の悪い授業はない。
普通はそうだけど、その方が逆に遥かに効率が良い!全くやろうとしない生徒、
こういう子に直接やり方を教えてやって見せる(ここまでやるか!?)っていう状態。

でも、コレが功を奏し割とちゃんと取り組めるようになった。
そうだ!足りないのはこの一押しだ。普通ならまずしないことだけど敢えてやる!
まるで幼稚園生を相手にしているように、或いは特別支援の生徒を相手するように。
以前赴任していた学校に比べたら意外と素直に反応があるんじゃないかな?
何だか少しずつ手応えは感じてきた♪てかそういうクソ面倒な生徒とのやり取りは面白い。
そう!面白いと感じられたらそれはやりやすい♪そこまでは良かったんです。

しかし親がらみとなると本当にマジで面倒臭い!これが一番の難関だな。
まず最初の驚愕の事態。いきなり修学旅行の参加不可の連絡がありました。
で、理由は「金がない」・・・いやもうただただ呆れ返るばかり。問い質すとそんな返事。
この子の親は両親健在なのに要保護家庭。早い話が生活保護を受けている。
なら補助費から出るじゃねえか!卑近の出費が出来ないからってことだった。
なので事務室に掛け合い支払い猶予措置を出来るか訊いてみると出来るって!
これでこの問題は親が納得すれば解決!で、何とか治まりました。

この他で今一番頭を悩ませているのが不登校になった女生徒の家庭。
この子の状態が酷い!周囲に少しも打ち解けようとせず、全て自分が否定されたと言う。
結局、業を煮やして思い切ってクラスでこの子の事を話して聞かせると・・・
みんな気付いていなかった。やっぱりね、そして女の子たちはみんな何とかしようと。
そうなんだよ、この学校ん子たちって凄く優しい子が多いんだわ。

問題はこの子の親だろう・・・さて、今日はこの家庭に訪問する予定。
もう数日間この事ばっかり考えてアタマが痛くて胃も痛む状態ですよ。
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