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2021年04月04日08:50

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いつの間にか4月に入っていました。

30,31と連続で休暇の勤務処理をしてゆったりのんびり過ごしました。
そして4月1日は初出勤!着慣れないスーツを身に着けいざ出勤!
印象は?ま、やはり迷宮のような学校だなと。本当に入り組んでいます。
着任の挨拶も終わり、学年部へ。すべての教室は施錠されていました。

さすがに驚いた・・・今まで施錠された普通教室なんて見たことも聞いた事もない。
当然ですが、学年職員室も施錠。ま、これは大規模校では割と常識です。
校長の配慮により、校務分掌の係は殆ど無しという有難い状況です。
教室は比較的綺麗で机やいすは経年劣化が激しい。扱い方が荒いのかな?

天板の酷く傷んだ机がたくさんありましたが、行政から支給される数は僅かです。
まあ、しゃあないわな・・・。机が傷むような学校だもの。
と、そうなると当然ですが行政批判している場合じゃないってこってす。
そんなもん当てにしている方がおかしい。自分たちの指導力の裏返しがこの状態だよ。
だから自分たち職員で何とかしなきゃならないと思ってます。

机は傷むのが座る側。ぐちゃぐちゃに傷がつくのは叩いたり穿ったりするからでしょう。
しかしこの状態でそのまんま新学年度を迎えさせるわけにはいかないな・・・。
思案六歩・・・。そうだ!机の天板をひっくり返して外し、前後逆にすりゃ良い。
少なくとも目の前にズダズダになった机の側面を見る事はない。
気持ち良く授業を受けられる環境は必要最小限の学習環境ですからね。

しかし、それでも間に合わない状況もある。机の面に悪戯彫りの数々。
彫刻刀やカッターナイフで彫られた数々の絵や文字・・・。こればかりは直せない。
エポキシ樹脂で埋めたことのありますが、ハッキリと形として残る。
仕方ないから補修したその上からラッカーで塗ったこともありました。
けどこれだと手間が掛って仕方がない・・・。240脚ほどもある中で痛みの酷いのも多い。
前任校の喜入でやった机の補修はポリコートべニアを貼り付けること。

早速翌日の金曜日にホームセンターに行ってべニアや接着剤を買ってきました。
学年部会が終わった4時くらいから早速作業開始!
何だかんだで作業を終えたのは7時半でした。それでもまだ半分なんだな。
仕方ない!今まで絶対にやりたくなかった休日出勤に決定。
土曜日の午前中で前日に貼り付けたべニア板の鉋仕上げが終了。
いったん帰宅して昼食を食べたら午後の部。残りの3クラスも仕上げて帰りました。
けど、その仕上げはまだなので日曜も出て行かなきゃなりません。

わずか数日の事なんだけど、自分の中ではもうかなりの日数が経っている感覚です。
作業を始めた時に一人の先生が「転勤2日目でもうこんな作業をするんですか!?」と。
これはもう伝説になりますね!なんて言ってたけど、生徒は全く知りません。
そんなもんで伝説にならなくても良いよ。要は始めから当り前の環境が欲しい!
その為の労力は惜しんだら駄目なんだな。もの凄く面倒で精力を必要とする。
けど、これから相手をする生徒たちに向けての気持ちを高めるためにもやらなくては。

精一杯仕事をしていれば何かが伝わるはずだと思います。やるだけの意味はある!
そして中途半端じゃどうしようもありません。やるなら徹底的にやる。
とはいえ、それでもひとクラスに6枚分のべニアを貼り付けただけなんですが。
ろくろく36!学級数が多いとたったこんだけでも合計すると結構な数になります。
前任校で一気にやった数を上回るし、それを全てたった一人でやるってのも凄い。
それを考えると膨大な作業量だな・・・とは思いましたが、間もなく終わる。

さて、これから出かけて最後の仕上げをして来るか!
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