7/10
ケビン・マクドナルド(「ラストキング・オブ・スコットランド 」)監督
タハール・ラヒム ジョディ・フォスター(ゴールデン・グローブ賞 助演女優)
シャイリーン・ウッドリー ベネディクト・カンバーバッチ
アル=カーイダのリクルーターと見做され、最終的
にグァンタナモ収容所に入れられてしまったモハメドゥ・ウルド スラヒ
(Mohamedou Ould Salahi)(ラヒム)の話。
いろいろ合わせて14年間自由を奪われていた。
ちゃんと向き合うべきアメリカの不始末。
人権派の弁護士にジョディ・フォスターとシャイリーン・ウッドリー。
テロリストでもあくまで憲法の権利として、弁護するというプロの
態度だったフォスターが彼の供述書からおおきく態度を変えていく
ところは久々にフォスターの熱演を観ることが出来て良かった。
軍側の弁護士がベネディクト・カンバーバッチとキャスティングも素晴らしい。
また本人の映像もラストに出てくるが人間の大きさを感じずにはいられない。
またラムズフェルドが悪いのは当然だが、オバマ政権になっても政権末期まで
モハメドゥが拘束されたままだったのは意外だった。
ログインしてコメントを確認・投稿する