mixiユーザー(id:1940449)

2020年09月26日19:12

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恋に落ちて

まー 歌詞の話だw

晩飯食いながらテレビを見てたら
「恋に落ちて」を誰そやが歌っていた

しかしまー この歌詞って今の時代には通じないよな
とか思いながら刺身にわさびとにんにくつけてがっついてた

有名な歌なので およその歌詞を知ってる人も多いと思うけど
1985の作詞であるから 若い人は知らないかもしれない
なんせ 電話をかけるのにダイヤルを回している
いわゆる黒電話ですな
今はもう懐かしのアンティークとして
どこぞやの将軍様が髪型でオマージュしてるくらいしかイメージできなくなってきているw

その頃は 電話かけてねというサインに
人差し指をくるくるさせたものだが
もう今となっては そんなゼスチャーも理解不能だろうw
まー なんとなく書いてて懐かしい気分だw

この歌はいわゆる不倫関係にある女性の心情を歌ったもので
同時に 相手方のおとーさんにとっては危機一髪危険回避の瞬間の歌でもあるw
「ダイヤル回して手を止めたー」
なんつって もうちょっとでいい仲である女性から電話がかかってくる寸前だったわけだ

この頃の電話機は サザエさんの家と同じように玄関先に設置されていたケースがまだ多かった
あれは 近所の電話機のない人に電話を貸すためで
さも当然のように 電話機のある家の子供は
電話に出ると近所の人を呼びに走ったりしていた
もう少し後になると各家庭に電話機が設置されたので
居間の端っこに設置することも多かった
従って どちらにしても
話している内容はほぼ家族全員に丸聴こえ状態だ
「おとーさん なんか知らない女の人から電話ー」
とか 子供の声でおとーさんは呼び出される
「ん 頼んでいた書類ができたのかな こんな時間に困るなあ」
とか しなくてもいい言い訳をしながらお父さんは電話機に向かうことになる
当然 おかーさんは洗い物しながら耳はダンボになっている
まあ そういうあわや紛争勃発の危機を相手方の配慮で回避できてよかったねという歌だw

その頃は思春期の少年少女も
今から思えば不便極まりない時代で
彼氏彼女に電話するにも とりあえずその家の家族に挨拶してからじゃないと話せない
「あ おとーさんですか かんたろうです レイコさんいますか?」
「何の用かね?」
「いえ 授業のノートの話で」
「ノートのなんの話かね?」
「地理のベネズエラのアルパカについてです」
「ベネズエラねえ そういえばうちの会社のーーーーーー
おとーさん 誰と話してんのよ 代わって!」
みたいな関門をくぐり抜けたものだw

おれも親父になったらぜひそういうのをやってみたかったんだが
時代は変わってしまった
残念至極であるw

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