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2020年05月31日00:00

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イザヤ1-12章(13-31)

【イザヤ6:1-4 主と日の栄えの王国の示現】
日の栄えの王国についての示現を描くことは,不可能で はないにしても,非常に難しい。これが預言者イザヤの苦しみであった。イザヤはここで,彼の書を読む者がそれと はっきり分かるような象徴や言い方を用いて,自分の経験 した力と栄光をたとえ一部でも伝えようと努力した。それ でもなお,自分が経験したすべてをありのままに伝えることのできないもどかしさを感じていたのである。イザヤは 後に,言葉がいかに不十分であるか,また天来のものを理 解 す る た め に は 人 間 の 感 覚 も い か に 無 力 で あ る か を 感 じ て , 次のように書いている。「いにしえからこのかた,あなたの ほか神を待ち望む者に,このような事を行われた神を聞い たことはなく,耳に入れたこともなく,目に見たこともな い。」(イザヤ64:4)
ほかにも日の栄えの王国の示現を経験した人はいるが, 皆自分に示されたものを記録するに当たって,自分の能力 の限界を説明しようとしてイザヤの言葉を引用している(1コリント2:9;教義と聖約76:10参照)。預言者ジョセフ・スミスもそのような経験について次のように語っている。「将来,人と神と天使の関係がどうなるかという点に ついて、仮にアダムの時代以来書かれたすべての文書を読 むことができたとしても,わたしたちが知るのはごく一部 にすぎない。他人の経験したこと,あるいはその人たちに 与えられた啓示を読んだとしても,わたしたちの状態や神 との真実の関係について,わたしたちが完全に理解するこ となどは決してできない。こうしたことに関する知識は, その目的のため定められた神の儀式による経験によっての み,獲得できるのである。5分間じっと天を見詰めるなら, その事柄について今まで書かれたことをすべて読んで得ら れるよりももっと多くのことを知るであろう。(『教え』p324)

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