洛西観音霊場は三十三所に番外が4ヶ所で計37ヶ寺が札所になっています。
歴史的には山城国の乙訓郡と葛野郡の一部にあたる地域に点在しています。
今は洛西と呼ばれていますが、江戸時代以前には西岡と呼ばれていました。
これを現在の行政区別に見てみると次のような内訳になっています。
京都市西京区 20
南区 4
伏見区 1
25
長岡京市 9
向日市 2
大山崎町 1
一番多いのが20ヶ寺の西京区です。
ここには善峰寺など有名寺院、観光寺院も多いです。
京都市の中で意外のなのは南区の4ヶ寺です。
南区は九条や十条のイメージが強いですが、桂川の西側、名神高速道路あたりまでに広がっています。
これらの地域は京都市バスで京都市内と結ばれています。
次に多いのは長岡京市です。
ここの光明寺など大きなお寺が点在しています。
ぜんたいに山側のほうに名刹巨刹が多いようです。
この地域は行政区域が入り組んでいて、京都市西京区と思っていたらいつのまにか向日市だったり、長岡京市だったりする地域です。
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