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2020年03月15日22:38

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ジャンボ鶴田怪物伝説(547)

85年「激突!オールスター・ウォーズ」第29戦は2月3日、北海道立北見体育センター(観衆4,500人超満員発表)大会。

メインイベントは全日本対ジャパン軍団抗争、鶴田&天龍&ザ・グレート・カブキ組と元祖革命軍、マサ齋藤&長州&キラー・カーン組の対戦。全日本プロレス勢は馬場が軍団抗争の最前線には出て来ないことを考えるとこのチームもしくは鶴龍コンビに石川敬士を加えたトリオがベストメンバーと言えます。試合は11分37秒に両チームリングアウトとなりました。 

セミファイナルは馬場がグレート小鹿&大熊元司組の極道コンビとトリオを結成、タイガー・ジェット・シン&ラッシャー木村&鶴見五郎組と対戦、10分1秒、シンが大熊をコブラクローでフォールしています。

前84年10月18日、高砂市総合体育館大会を最後に欠場していた阿修羅・原。4日後の22日には地元長崎国際体育館で自身がプロモーターを務める興行が行われることになっており、原は長崎へ「先乗り」して興行の準備をしているものと思われました。

しかし、当日になってこの興行は事前準備が何も出来ていなかったことが判明、前売券も発売されていない事態に陥り、中止の声も出ましたが、馬場が「来てくれたお客さんの為にもやる」と決断。メインイベントは天龍がマイケル・ヘイズを破ってUNヘビー級王座を防衛しています。観客は1,800人発表でしたが、実際は5〜600人の入りだと言うことです。

原は当時から借金問題を抱えていたか、失踪。石川とのコンビで保持していたアジア・タッグ王座はPWF本部預りの空位となっています。その王座決定戦がこの日行われ、全日本から石川&渕正伸組、ジャパンからはアニマル浜口&寺西勇組が代表チームに選ばれました。

試合は渕の延髄斬りで寺西が場外に転落。これをきっかけに4者場外乱闘となり、13分49秒、両チームリングアウトとなり王座は空位のまま。

タイガーマスク&川田利明組vsダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組は8分34秒、キッドが高速バックドロップから川田を体固め。特別参加のジェリー・ローラー&ジミー・バリアント組は保永昇男&新倉史裕組はと対戦、8分3秒、ローラーがダイビング・フィストドロップから新倉を体固め。 

小林邦昭&仲野信市組vsペーロ・アグアヨ&ブラソ・デ・オロ組は8分5秒、仲野がオロを逆エビ固めでギブアップさせて対外国人選手初勝利。マジック・ドラゴンはジプシー・ジョーを7分22秒、ダイビング・ヘッドバットから体固め。このマッチメイクを見るとジョーは次は全日本プロレスには呼んでもらえないのでは?という印象を受けました。佐藤昭雄はブラソ・デ・プラタを7分、ソバットからの片エビ固めで撃破。

マイティ井上&グラン浜田組vs永源遙&栗栖正伸組と対戦、浜田と栗栖は同じ72年の新日本プロレス旗揚げイヤー入門組で前座で凌ぎを削った間柄ですが、別々のルートで全日本のリングで再会。11分22秒、M井上組の反則勝ち。

全日本対国際血盟軍、ターザン後藤vs剛竜馬は10分32秒、剛がバックドロップから体固め、ジャパン対国際血盟軍、笹崎伸司とアポロ菅原は5分44秒、サンダーファイヤーから体固めで菅原の勝ちとなりました。
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