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2019年10月04日06:24

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愛はきらめきの中に

古いヒット曲なのだが、ビージーズというバンドに「ハウ・ディープ・イズ・ユア・ラブ」というヒット曲があって、その邦題が「愛はきらめきの中に」というものだった。

「ハウ・ディープ・イズ・ユア・ラブ」を直訳すると「あなたの愛情はどれくらい深いのか？」ってな感じで「愛はきらめきの中に」っていうのはどうもしっくりこないなあって思っていたのだが、およそ４０年の時を経て腑に落ちたとう話

即ち「愛はきらめきの中に・・・」でその「・・・」の部分に「深い」意味があって、例えばその「・・・」には「沈み込んでいる」であるとか「潜んでいる」とか「隠れている」とか・・・表層的なキラキラとしたキラメキの中に、原題のディープに相当する意味が隠れているのだ

まさに「意味深」である。

大好きなサザンの「C調言葉にご用心」の歌詞にも「深い意味などあろうとなかろうと」なんて歌詞もあり、またオザケンの「僕らが旅に出る理由」にも「愛はまた深まっていくのと」とあるけど・・・この「ディープ」即ち「深い」という言葉は面白くってそれらは、英語でも日本語でも「愛」であるとか「意味」であるとか「知識」或いは「色彩」なんかに充てられる。

あ、そういえばロッド・スチュワートがガバーしたキャット・スティーブンスの「ファースト・カット・イズ・ザ・ディーペスト」なんていうのもあった。
心の傷も深いのだ

そしてそれは季節でいえば四季でいえば唯一「秋」に充てられる。
他の季節っていうのはやってきては去っていく・・・「深まる」のは秋だけだ

「春夏冬」と書いて「あきない」と読みそれはダジャレで「商売」の事をさしたりするのだけど、秋という季節は特別で、昔から「食欲の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」といった具合に生物の生命維持活動、即ち生活以外に関わる感受性(例えば人間であれば生計を立てる為の商いとかではなく、文化活動であるとか)が活性化する季節なのではないか？と仮説を立てている。