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2024年04月07日06:17

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観光について①

観光について考える。

先月の３月9日から3月11日にかけて東京へ行った。
ここのところ東日本大震災のあった３月１１日は東京で過ごしている。
仲間達と「わで奏でる東日本応援コンサート」を見ながら過ごす。

まあ、折角だからという事で毎年、東京観光をして帰ってくるわけではあるが・・・

考えてもみれば、あの震災以来ずっと写真を撮り続けているわけで、なんとなくこの観光旅行をスナップ作品集にでも出来ないものか？と思い立つ

ということで思いついたのが・・・3.11つなぐという事・・・鉄道をテーマにした写真である。

2022年に鉄道１５０周年ということで鉄道写真家の人たちが盛り上がっていた！

とはいえ、僕は鉄道が大好きで写真も好きなのだが、何故か撮り鉄ではない。まあ、乗り鉄ではある

モハとか何系とか・・・あまり興味がない。
ではあるが、日々しょっちゅう鉄道を利用するし、日々ライフワークとしてスナップを続けているので、自分なりの流儀で鉄道を表現出来るのではないか？

鉄道といえば新橋である。
汽笛一声新橋を～♪新橋から横浜までわが国初の鉄道が走ったのは１８７２年の頃だ

そう、鉄道がなければ日本の観光産業は成立しないのだ

と、考えると・・・青森の王林ちゃんのビルボードが新橋にあるのはなかなか趣深い。

というわけで新橋から始める。

この日はポカポカ陽気・・・春眠暁を覚えずってとこだが、新橋のSLの前で寝なくても・・・タイトルはヘッセに因んで「車両の下」ってとこか🤣？

伊東に行くならハトヤ♪電話は４１２６♪

と懐かしいＣＭを思い出し、思わず吹き出しだ

なんか、ハトの皆さんがコンクリートの狭間の土が露呈している場所に集まっていたからだ。その様子が露天風呂に入っているかのようだったのだ（これは伏線）

こういう電線とか見るとその街がどういう発展をしてきたかわかる・・・とか大手ゼネコンのT氏が言ってたなぁ～

それにしても呑気なもんだなぁ～。

虎ノ門方面に・・・

カラスっていうヤツはどこの街でもいるもんだ。
おっと、辰年だから辰はとりあえず抑えておく

サラリーマンの街、新橋の休日はなんか違う顔を見せる

ビルの谷間に顔！

自転車の籠にも顔！

まあ、新橋なんて仕事以外じゃこないからなあ・・・ガイドブックに載るようなステレオタイプの観光地もないしね

ふと・・・新橋のガード下に福島居酒屋があることに気づいた！！

いったいいつ出来たのだろう・・・
これだ！！と思った！！
新橋といえばレンガのガードだ。この高架橋はずっと東京、神田、秋葉原、上野と続いている・・・

上野の発の夜行列車降りたときから青森駅は雪の中～

上野っていうのは東北の玄関口だ

青森の王林ちゃん・・・なんとなく正月に青森で過ごして・・・3.11に東京を撮る・・・自分の中でなんか一本筋が通っているような気がする🤣
日本列島を龍に例えるならば、龍の背骨というかなんというか・・・

と高架下を撮り出したわけだが・・・

一体全体、何にフォーカスすればいいのだろうか？
だいたいにしてレンガの高架橋が出来たのは１９１０年である・・・
もうすでに１１０年の歴史があるのだ。
もうその歴史的なレイヤーが深すぎて・・・僅か２、３日の観光旅行で表現するなんてことは烏滸がましいのではないか？
人を撮るのか？物をものとしてとるのか？
歴史を撮るのか？その時々風俗を撮るのか？
まあ・・・そんなあれこれと考えながら歩いているうちにふと、閃いた！！

そうだ！観光である！！
つまり、文字通り「光」を「観る」！！
光を撮ればよいのだ