mixiユーザー(id:55664038)

2019年08月31日23:38

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詩『ミックスジュース』

栗の花の香り ベタつく肌の上

混ざるミックスジュース 二層化する感情

見えない本音 見ない本音 つもりの心根

それでも構わないと空笑う

ベール越しの二人

その上 空虚に回るプロペラ 如く滑らかに動く嘘つきの舌

油刺した歯車 ギシつく関係 忘れさせてくれる麻酔薬

やがて分解され 突きつけられる痛みに耐えられないから 手を離す

痛みに耐えられないのだからしがみつく両腕

うまくいけば絡み合い 混じり合い 結合する

そして出来上がるミックスジュース

彼と彼女

彼と彼

彼女と彼女

人と人

所詮 人と人

だからこそ人と人

生臭くも執着する 混合液

魅了されたいつかの夜と昼の思い出











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