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2019年08月22日20:31

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【音楽】 最近購入したCD

最近購入したCD 2枚。

●ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893、ロシア)
 ・ヴァイオリン協奏曲ニ長調

●イーゴリ・ストラヴィンスキー (1882-1971、ロシア)
 ・バレエ・カンタータ「結婚」

   パトリシア・コパチンスカヤ (ヴァイオリン)
   テオドール・クルレンツィス指揮 ムジカエテルナ
   ナディーヌ・クッチャー (ソプラノ)/ナタリア・ブクラガ (メゾ・ソプラノ)
   スタニスラフ・レオンティエフ (テノール)/ヴァシリー・コロステレフ (バス)
                                           (2014録音、SONY)

今さらチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でもないかなと思いつつ、何かと話題になっているらしい(?)CDが店頭に山積みになっていたので、つい購入した。よく知っている曲なのに、まるで違う曲を聴いているような演奏! クルレンツィスとコパチンスカヤの激しいぶつかり合い、強弱のコントラストも大きく、テンポも自由自在の、過激でダイナミックな演奏であるが、なぜか引き込まれて最後まで聴き入ってしまう。ストラヴィンスキーのバレエ・カンタータ「結婚」はこのCDで初めて聴く曲だが、ロシアの生活に根差した土着音楽というのか、喜びと楽しさがあふれているような音楽で、これは聴いていて面白い。


●マリア・シマノフスカ (1789-1831、ポーランド)
 ・18の舞曲
 ・24のマズルカ
 ・6つのメヌエット
 ・ジョゼフ・ポニャトフスキ大公お気に入りの民謡によるポロネーズ
 ・ポーランド舞曲
 ・コティリオンまたは比喩的なワルツ

   アレクサンダー・コストリツァ (ピアノ)/柴垣なつみ (ピアノ)  (2014録音、GRAND PIANO)

ポーランドのピアノの作曲家といえばショパンだが、ショパンだけではない!というCDである。マリア・シマノフスカによるポロネーズやマズルカなどポーランド発祥の舞曲音楽を中心にしたピアノ曲集である。19世紀初頭のヨーロッパで活躍したピアニストの一人でもあり、作曲家として作品も残した女性である。このCDで初めて聴く作曲家だが、素敵な作品ばかりだ。各曲に実にさまざまな曲想が盛り込まれ、最後まで楽しませてくれる。「マズルカはショパンによって芸術音楽に昇華された」と言われるが、それより前にすでにあるではないか。ショパン以前に、このようなショパンに劣らない作品を多く作りながら、やはり女性だということで、いまひとつ忘れられていたのだろうか。しかし、このように録音をしてくれる演奏家がいることで、再びよみがえるのだ。「18の舞曲」のみ2台のピアノで、あとはピアノ独奏である。
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